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1000回遊べるダンジョン

 ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ……ズドオオォォン!


「……ゼェゼェ……あっ……危ねぇえ……」


「脇道があって良かったのじゃ……それにしても一体何処からあんな物が……?」


「ハァ……あれを見てみろ」


「あれとな? ……ぬぅっ!? 壁に激突したはずの玉が無い!?」


「さっき激突した後に壁に吸収されるように消えちまった、多分スイッチを押す度に自動生成される仕組みだろ」


 魔力を使って生成してるなら魔力を枯渇させれば……いやいや、そんなことしたら木自体が枯れちまう。ってか待てよ? マリーが埋めてた霊王石、世界樹の魔力に同調リンクしてるならそっちで罠の解除や限定化が出来ないか??


「お前様どうしたんじゃ? さっきからブツブツと? ハッ……さては吊り天井効果で妾の魅力を再確認して愛の言葉を考えておるのじゃな!? そんなに悩まずともお前様の言葉ならなんでも妾のハートを射止めるに易いぞ??」


「あ~、うん愛してる愛してる。っし、じゃあ一旦戻るか!」


「あ~ん、もう! そんなことは分かっておる! 行動でもちゃんと示して……ぬぬ? 戻るのかの?」


「流石にこうもトラップだらけじゃ危険だからな、霊王石キングストーンに術式を書き込んでトラップの発動条件を変えてみる」


 ……とはいえ今現在の状況は非常にかんばしくない、何が困るって……。


「ところでノルン、三階への階段はどっちの方角だ? こっちだったよな?」


「多分こっちじゃの……」


 互いに指す先は全くの真逆、散々あの玉っころに追いかけ回されたからな……いまどこにいるのかが全く分からん。


「うぬぅ……来た道を戻るしかないのぅ……! そうじゃ! 床に穴を開ければ三階に降りられるのではないか?」


「それがな……ノルン、ちょっと軽く床を殴ってみろ」


「床を? こうかの? 痛っ!? な、なんじゃ?」


 ノルンが床を殴るのに合わせて突き出た枝がノルンの拳を打ち据える。赤くなった手をさすりながらノルンが恨みがましい視線をこちらに向けるが……いや、やったの俺じゃないからね?


「ごほん、こんな感じで破壊しようとしたら反撃が入る、んでもって世界樹は特別丈夫ときたもんだ」


「となると?」


「穴が開くレベルの力で殴ったら俺の上半身が吹き飛ぶな。よしんば反撃を許さないレベルの攻撃を加えたとしたら下階が全部吹き飛ぶ事になる」


「ぐぬぬ……愛の巣が壊れるのは困るのじゃ……。ま、まぁ来た道は幸い一本道じゃ、罠にさえ気を付ければ問題あるまいて」


「……そう簡単にいけばいいがなぁ……まぁ、とりあえず弁当食べてからだな」


「おぉ! そういえば作っておったの! さてさて何が入っておるのかの?」


 なんだか期待してくれてるが時間が無かったから簡単な物しか無いんだよなぁ、まぁ腹減ってれば何でも美味いからよし!


「おにぎりと卵焼き、あと豚のポン酢炒めだな」


「ふむふむ……それじゃあいただきま……」


「その前に、おしぼりあるから手を拭きなさい、あちこち触った手でそのまま食べると腹壊すぞ?」


「わかったのじゃ。……それでは改めて」


「「いただきます!」」


「うむぅ、卵焼きはやはり甘いのがいいのぅ」


「しょっぱい方が良いって人も割と居るがな、俺も卵焼きっつったら甘いやつだなぁ」


 ダシ入れたり味醂入れたりって人も居るけどやっぱシンプルな砂糖と塩の味付けがいいなぁ。お袋の味……そういやお袋と親父……どうしてんのかなぁ。向こうで俺が行方不明ってなって悲しんでるかな? 何とか手紙程度なら送れるような魔法が開発出来ればなぁ……。

 でも手紙に何書く? 異世界で魔王倒してその娘が押しかけ嫁してきてます~って? ……精神が壊れて失踪したか何らかの犯罪にでも巻き込まれたと思われるな……いや、異世界に誘拐されたのは事実だが。


「む? おにぎりに具が入っておるが……おかか……? いや、この味は……生姜?」


「カツオ生姜、千切り生姜と鰹節の佃煮だよ。出汁ガラの鰹節が勿体ないからな、ちまちまためてたのを佃煮にしたんだ」


「生姜の風味と鰹節の旨味、食感もアクセントになっていいのぉ、使った後の物でもこんなに美味くなるものなのじゃな。うむ、こっちのポン酢炒めも美味い! 疲れた体に酸味が沁みるのぅ……」


 あり合わせのもんだが美味そうに食ってくれて良かった、さて、腹も膨れたとこでさっさと戻らねば。


「ちゃんと水分もとっとけよ? うっし、そんじゃ戻りますか!」


「ぐびぐびぐび……ぷはっ! うぬ! 生き返った! さぁ戻ってイチャイチャタイムの続きじゃな!」


 ……そんな時間をとった覚えも無いが……まぁ余り遅くなると夕飯の支度に差し障る、今日の献立何にするかなぁ……。

ポン酢炒め


 肉と野菜はあるけれど生姜焼きとかは気分じゃ無いって感じの時によく作りますm(・ω・m)

 グラム表記してもあんま意味ないしざっくばらんに(*´ω`*)


材料:肉、玉葱

調味料:塩コショウ、ポン酢


1.肉と野菜を軽く塩コショウを振って炒める。


2.火が通ったらポン酢を回しかけて軽く煮立たせたら完成。


 茄子やキノコなんかもよく合います、最後にポン酢をかける際にかけ過ぎると辛くなっちゃうので、控えめにしておいて足りなかったら追いポンとしてもいいかもです。


カツオ生姜


 高知名物のカツオ生姜ですm(・ω・m)

 生姜の風味がガツンときてご飯が進みます(*´ω`*)


新生姜:150gくらい

鰹節:一掴み~二掴み

砂糖:大匙3

醤油:大匙3

酒:大匙1

味醂:大匙1

水:100ml


1.生姜は皮を剥き千切りに。


2.鍋に水と生姜、調味料を入れて弱火で煮る。


3.生姜に火が通ったら鰹節を加えてコトコト煮詰めて完成。


 作りたては生姜の辛みがありますが2~3日置くとまろやかになります。常備菜にいかがでしょうか(*´ω`*)

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