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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

ひらりと。ふっ、と。

作者: 樋宮 純

例えば、

50m走の白いゴールテープであったり

空に浮かぶ一直線のひこうき雲であったり


濁りのない白い線は、まさしく希望であった。



かけっこで1番になったら。

1番だけに許された栄光のテープ


空を見上げて、出来たばかりのひこうき雲

大空に描かれた真っ白さ。


わくわくするような、白い真っ直ぐに伸びた線


子供の頃のキラキラとした思い出。



...




私の前に広がる、この踏み慣らされた白線を超えれば...


『カーンカーンカーン...』


音が鳴る、刹那。

光が差し込む。その刹那の瞬間に。


1歩を踏み出して、

ひらりと舞い上がるフレアスカートと共に、




私の身体はふっ、と。



拙作をお手に取って頂きましてありがとうございました。

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