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【第一部】神々との契約と運命の歯車!!〜狂っていた運命が今動き出す……〜  作者: みけ猫 ミイミ
第4章〜過去編‥真の力の秘密...そして過去に何が起きたのか...

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88話〜レオルドの仲間

レオルドは城の書庫の整理をある程度終え食堂に行こうとすると。

 ここはスカイネーブル城。ネリウスに命じられレオルドがこの城に来て数ヶ月が過ぎていた。


 レオルドは来て間もなく城の書庫の管理をするように命じられた。


 そんなある日レオルドは書庫の整理をある程度終え、食事をするために城の食堂に行こうとした。


 すると、レオルドを追いかけて1人の女性が来た。


「レオルド!ちょっと待って下さ〜い」


 レオルドは声のする方を見た。



 ……この女性はセレネア=ベルクといい、自分より2つ下の21歳で同じ書庫で働いている。


 エメラルドグリーンの髪は、まるで宝石のように光り輝き、愛くるしい微笑みで、男達を魅了する。


 レオルドはここに来てから、いつもセレネアの事を遠くから見ているだけだった。



「セレネア。どうしたのですか?」


「今から、食事に行くのですよね?」


「そうですが?」


「私も、食事にするところなので、一緒に食べませんか?」


「はあ?別に、構いませんが。何故、私となのですか?」


「何故と言われても困りますが。ただ、レオルドは、いつも、1人で食べてるみたいですし、私も一緒に食べる人がいないので」


「確かに、この城の女性賢者は、セレネアを含め3人程度しかいませんからね」


「はい。そういう事です。じゃ、行きましょう!」


 セレネアは、嬉しそうにレオルドと食堂に向かった。



 ……しかし今思えば、この時既に私はセレネアを巻き込んでしまっていたのかもしれない。



 城の食堂はビュッフェ形式になっており、レオルドとセレネアはそれぞれ食べたい物を選び、テーブルに着いた。


「レオルドって、何でいつも、他の人の会話に入らないのかな?」


「はぁ、私はあまり人と関わりたくないだけなのですが……」


「ふ〜ん。でも、それじゃ楽しくないよね?」


「そうですね。確かに、楽しくはないかもしれませんが……」


 そう話していると急に城の中が慌しくなってきた。


 そして、城の兵士が食堂に入って来て。


「すまないが。ここに、レオルド様とセレネア様はおられるか?」


 レオルドとセレネアは兵士の方に近づいていった。


「私がレオルドですが。何があったのですか?」


「私がセレネアです。どうしたのですか?」


「これは、レオルド様にセレネア様。大至急、王の寝室まで来て頂きたいとの事です」


(王の寝室に来てくれって?いったい、何が起きたというのでしょうか)


 レオルドはそう思いながらセレネアと急ぎ食器をカウンターに置き、王の寝室に向かったのだった…。

読んでくれてありがとうございます(*^ω^*)

レオルドとセレネアの今後の関係は?

そして…スカイネーブルとスカイサージュにネリウスもゲリュウデスも思いもよらない異変が起きはじめている…

では、次話もよろしくお願いしますヽ(^o^)

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