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【第一部】神々との契約と運命の歯車!!〜狂っていた運命が今動き出す……〜  作者: みけ猫 ミイミ
第4章〜過去編‥真の力の秘密...そして過去に何が起きたのか...

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87話〜新たなる指示

ネリウスはレオルドに指示を出し……

ブルーノアはレオルドに指示を出し……

 ネリウスはレオルドにサアヤの監視をするようにと指示を出した。


「サアヤ=ワーズは15歳になり、現在は城で聖剣士の見習いをしている。それでだレオルド。お前には、これからしばらくの間、城で仕事をしてもらう。その間、サアヤの監視をしろ!いいな」


 レオルドは心の中で溜息をつくと、


「ネリウス様、分かりました。では、明日の早朝より城での勤務に着手致します」


「レオルド。城の者達には、私が連絡をしておく」


「はい、ネリウス様。では、他に御用がないのであれば、まだ書庫の整理が終わっておりませんので……」


「まぁ。用件は、それだけだが。レオルド分かっているな」


「……分かっております。それでは、失礼致します」


 レオルドはネリウスに一礼をし部屋を出て書庫に向かった。


 ネリウスはそれを確認すると、


(レオルド……何を考えている。急に、人が変わったように)


 “ネリウス、どうも気になるな。だが、今のレオルドでは何も出来ないだろう”


(ゲリュウデス様。確かに、今のレオルドであれば、利用価値はおおいにあるかと)


 “うむ。そうだな。では、ネリウス。そろそろ、あの部屋に行き、ブラットから流れてくる力を操る為に調整をしなくてはな”


 そして、ネリウスは部屋を出て、あの部屋に向かったのだった。



 ……しかし、ブラットから流れてくる力は魔法道具から微量に流れ出ていた。それは、あまりにも微量過ぎた為、誰も気づく者はいなかった。



 レオルドは書庫に戻り、本や書類などの整理を始めた。


(ふぅ……何故、私がやらなければならない。クッ、元はといえば、ブラットという少年が原因。だが、ネリウス様は……そういえば、そのブラットは、その後どうなった?)


 そう思いながら書庫の整理をしていると、


 “レオルド、聞こえていますね”


 そう聞こえて来たので、その場で座り込み本を広げ下を向き目を閉じた。


(ブルーノア様。はい、聞こえております)


 レオルドの声はブルーノアには届かず。


(やはり……私は、ブルーノア様と会話が出来ないのか)


 “まだ、会話は無理なようですね。それでは、いつものように伝えますので聞いていて下さい。サアヤ=ワーズの監視をする為に、ネリウスに命じられ城に行くのですよね?その時に、城の内情なども同時に調べて来て欲しいのですが”


 レオルドは首を傾げた。


(城の内情を調べるって、どういう事なんだ?)


 “私は、ゲリュウデスにみつかる前に、そろそろ消えますね”


 ブルーノアはスゥーっと姿を消した。


 レオルドはブルーノアにそう言われ、軽くふぅ〜と、息を吐いた。


 そして、ブルーノアの姿が見えなくなった事を確認すると、レオルドは目を開けまた書庫の整理を始めたのだった…。

読んでくれてありがとうございますヽ(^o^)

ブラットの力が…さてどうなるのかな?

では、次話もよろしくお願いします(*^ω^*)

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