表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【第一部】神々との契約と運命の歯車!!〜狂っていた運命が今動き出す……〜  作者: みけ猫 ミイミ
第4章〜過去編‥真の力の秘密...そして過去に何が起きたのか...

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

81/116

81話〜レオルドが知る過去の出来事‥③

レオルドはブルーノアに言われた事が気になり。

そしてネリウスとゲリュウデスが動く。

 レオルドは自室で椅子に座り本を読んでいたが、先程ブルーノアに言われた事が気になり、ページが進まず読むのをやめ本を閉じた。


(ふぅ。ブルーノア様は、何故私などに、こんな大事な事を……)


 そう思いながらレオルドは、気分を落ち着かせる為、スカイサージュ大聖堂の方に向かった。


 大聖堂の近くには色取り取りの草花が辺り一面に咲き誇る丘があり、そこから眺める景色の眺めが良く心が落ち着く為、レオルドは何かあるとここに来ていた。


 そして、レオルドは大きく深呼吸をした。


 そして地面に座り、既に夜になり薄暗く灯りがちらほらと見える景色を眺めながら、


(さて、どうする?やはり、ブルーノア様が言っていたブラットの事が気になる。確かスカイサージュの建物の何処かに居ると言っていた。ネリウス様に気づかれないように探すとなると……)


 そう思いながらレオルドは立ち上がり、スカイサージュの建物の方に向かった。


 しばらく歩いていると、1人の見知らぬ男がスカイサージュの建物の奥の方から、慌てて出て来たのを見て気になり声をかけた。


「こんな夜遅くに、こんな所で何をしているのですか?それに、いったい貴方は何者ですか?」


 そう言われ、その男はレオルドに驚き、


「お、俺は……いや待て、あんたはあいつらの仲間なのか?」


「仲間?何の事を言っているのですか?」


「じゃ、仲間じゃないんだな!それなら、頼むあの少年を助けてあげて欲しいんだ」


「今何て言いました?少年って言ったのですか?まさか……その子は今何処に!?」


 レオルドが聞くと、遠くの方から人の気配と声がしたので、不味いと思い慌ててレオルドはその男を残し、その場から姿を消し物陰に隠れた。



 ……しかし、ゲリュウデスはレオルドの、その行動を見ていた。



 そして、レオルドが姿を消すとその男は慌てて逃げた。


 ネリウスは、その様子を伺いながらこっちに向かって来ていた。


 すると、ゲリュウデスがレオルドの頭の中に話しかけて来た。


 “レオルドと言ったな。お前は何処まで聞いて知っているかは分からんが、この事を誰かに漏らせばどうなるか分かるな!”


 ゲリュウデスはレオルドを軽く脅す為に術をかけた。


 レオルドは術をかけられ一瞬驚き姿を現し頭を抱え苦しみ出した。


「はぁはぁ、あ、頭が割れるぅぅーー……あぁぁーーー……」


 そして、そこにネリウスが現れレオルドを見て、


「レオルド。これは警告だ!言っている事は分かるな。それと、これはお前次第だが私の手伝いをしてくれると言うならば、見逃してやっても構わない。どうする?」


「ネリウス様。はぁはぁ、いったい何の事を言っているのですか?」


「レオルド。お前は何も知らないと言うのか?神の声も聞いていないと言うのか?」


「はぁはぁ、何故私のような者が神の声を聞いたと思われるのですか?はぁはぁ……」


「まぁ、お前が何も知らないと言うのであれば、それで構わない。ただ、私を裏切るようであれば分かるな!」


 そう言うとネリウスはまた奥の建物の方に向かって行った。


 レオルドは、その場は何とか回避出来たが、この先どうするかを、自室に戻り考える事にした。

読んでくれてありがとうございますヽ(^o^)

次話もよろしくお願いします(*^ω^*)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ