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【第一部】神々との契約と運命の歯車!!〜狂っていた運命が今動き出す……〜  作者: みけ猫 ミイミ
第4章〜過去編‥真の力の秘密...そして過去に何が起きたのか...

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77話〜ブラットの過去からそして現在へ

ドルマノフはブラットの力を封印し。

そして現在に戻り……

 ここは洞窟の中。ドルマノフは洞窟の奥の広い場所を見つけ、ブラットを運び隅の方に寝かせ、魔法陣を描き始めた。


 魔法陣を描き終えると、ドルマノフはブラットを抱きかかえ中央に寝かせた。


 そしてドルマノフは、杖を両手で持ち魔法陣に突き立て、封印をする為の呪文を唱えた。


 すると、魔法陣は激しく光を発し、ブラットを包み込む様に覆った。


 しばらくして、その光が消えるのを確認すると、ドルマノフはブラットの側に近寄って行った。


 そしてドルマノフは、一部の記憶を消す為に、ブラットの頭の上に杖の先を軽く乗せると呪文を唱えた。


 すると、ブラットの表情は和らぎ、スヤスヤと眠りについていた。


 それを見たドルマノフは安心し、ブラットを抱きかかえると、


「ふむ。ひとまずは、これで大丈夫じゃろうが。しかし、いったい誰が、ブラットをあそこまで追い込み、あの力を引き出したというのじゃ」


 ドルマノフは、ブラットを抱きかかえたまま、洞窟を出るとディクス村に向かった。


 そして、ゲリュウデスとネリウスはドルマノフが洞窟から出て行くのを確認すると姿を現した。


(ゲリュウデス様、ブラットのあの力が封印されてしまいました。このままでは……)


 “ふむ。確かにこのままでは、我々があの力を利用する事も出来なくなるな。これは一度、スカイネーブルに戻り策を練って来た方がいいだろう”


 ゲリュウデスとネリウスはスカイネーブルに向かった。



 そして場所は移り、ここはディクス村のブラットの家の庭。


 ドルマノフはガルドが城からまだ帰ってない事を確認すると、ブラットを庭に置いてある椅子の上に寝かせた。


「とりあえずは、ここに寝かせておけば良いじゃろう」


 ドルマノフはその場を離れ仮の自宅に戻って行った。



 ……そして、現在に戻り。ドルマノフは、自分が知っているブラットの過去をガルド達に話し終えた。


 すると、ブラットは首を傾げ、


「そうなると、あの時見た夢の中の光景って、その時の記憶なのかな?」


「恐らくは、そうだとは思うのじゃがな。だがその事と、もう一つ気になる事があるのじゃが」


 そう話していると、レヴィがテレポートを使いブラット達の目の前に現れた。


「申し訳ないのですが、至急レオルド様が、皆さんに話したい事があるとの事ですので、私の後について来て頂きたいのですが?」


「レオルドが?ふむ、いったい何があったというのじゃ?そして、何を話したいというのじゃ」


「はい、レオルド様は先程何者かに命を狙われました。それで、自分が知っている事を話す気になられたようです」


「ちょ、ちょっと待て!?レオルドの命が狙われたってどういう事だ?」


「ガルド様。今ここで話すよりも、直接会って話を聞かれた方が良いかと」


 レヴィがそう言うと、ブラット達はその場を離れレオルド達がいる空き家に向かった。

読んで頂きありがとうございますヽ(^o^)

次話か…その次ぐらいからレオルドの知る過去を書きたいと思っていますのでよろしくお願いします(*^ω^*)

では、次話もお楽しみにね(^o^)/

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