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【第一部】神々との契約と運命の歯車!!〜狂っていた運命が今動き出す……〜  作者: みけ猫 ミイミ
第3章〜動き出す…それぞれの思い…

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70話〜過去の共通点

レオルドはスカイネーブルで何があったのかを話そうとしたが。

そしてドルマノフはブラットの頭の中を探るが。

 レオルドはサアヤ達に、過去にスカイネーブルで何があり、これから何が起ころうとしているのかを話していた。


「サアヤ。お前の父親や旅の冒険者が何故殺されたのか。スカイネーブルで何が起き、これから起きようとしているのか。私は、あの時知ってしまった。いや、聞いてしまったのです。そして、ブラットの事も」


「ちょっと待て!何故、そこでブラットの話が出てくる?まさか、前から知っていたというのか?」


「ああ、名前だけだが、確かにあの時、私は聞いた。9年前起きたあの事を……」


「9年前といえば、確か旅の冒険者の1人が殺された事件があった筈だ!それとブラットと、どう関係があると言うのだ?」


「それは、9年前大賢者ネリウス様が……」


 と、続きを話そうとした瞬間、何処からともなく矢が放たれ、レオルドの背中に突き刺さった。


 レオルドは膝をつき胸を押さえ、刺さった矢は致命傷には至らなかったが、あまりの痛さに声も出せずうずくまった。


 サアヤ達はそれを見て辺りを見渡し、マリエスはレオルドの背中に刺さっている矢を見るなり、すかさず抜いた。


 するとレオルドは、そのあまりの痛さに、


「イ、イデェェェーー!?はぁはぁ、マ、マリエス!?いくら何でも……い、いきなり矢を抜かなくても良いのではないのですか?はぁはぁはぁ……しかし、誰が……まさか!ここまで、ネリウス様の追っ手が……いや、元々私を見張っていたと言うのか」


 サアヤはその事を聞くと辺りを更に見渡し、


「しかし……もしネリウス様の追っ手が、レオルドの口封じを狙ったとして。いったい誰が?」


 サアヤは考え込んだ。


 レオルドはマリエスに治療をしてもらい何とか助かった。


 そしてサアヤ達は、今何が起きようとしているのか不安になりながらも、レオルドを安全な場所に避難させる為、近くにあった空き家に入り、そこで続きを聞く事にした。


 そこには、古ぼけホコリを被ったベットがあり、ひとまずそこにレオルドを寝かせる事にした。


 レオルドはベットに横になりながら、


「すみませんね。やはり、貴方達にも真実を知っておいてもらった方が良さそうですね。私があの時、何を見て何を聞いたか。そして何を知ったのかを……」


 そして、レオルドは過去に起きた話を話し出した。



 その頃崩壊した魔法研究施設跡では、ドルマノフが過去に何があったのかを話そうとしたが、ブラットを見るなり首を傾げた。


 そしてドルマノフはブラットを近くに呼び、頭に両手を乗せ探っていた。


「ブラット。聞きたいのじゃが?お前、ワシ以外の者に何らかの術か呪いをかけられてはおらぬか?」


 ブラットは言われた事が思い当たらず首を横に振り、


「ん〜……思い当たらないけど。ただ、特にだけど。9年前ぐらいかな?そのくらいの記憶が曖昧で、いくら考えても、何があったのかとか何をしてたとかが分からなくて、特に思い出せないんだ……」


「ブラット!それはどういう事だ!?そう言えば、ドルマノフ様が、さっき記憶を消したって言ってたが。その事と関係があるのか?」


「いや、それは違うと思うのじゃが。ワシが封印をして記憶を消したのは、あれは確かブラットが7歳の時だった筈じゃが。それに一部の記憶しか消してはおらぬ。しかし何故?9年前の記憶がほとんど無いのか。うむ、頭に手を当て探って見たのじゃが、何かが邪魔をしているらしいのだが。それが、何なのかが分からぬ……いったい9年前に何がお前に起きたと言うのじゃ」


 そして、ドルマノフは更にブラットの頭の中を探って見る事にした。そして……。

読んでくれてありがとうございますヽ(^o^)

いったい…ブラットの過去に何があったのか?

スカイネーブルでいったい何が…

次話もよろしくお願いします(*^▽^*)

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