表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【第一部】神々との契約と運命の歯車!!〜狂っていた運命が今動き出す……〜  作者: みけ猫 ミイミ
第2章〜動き出す2つの勢力…

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

51/116

51話〜城の地下の秘密の部屋

ジェシカとレフィカルはブラットを拉致し城の地下に来ていた。

 ここはシェイナルズ城の地下にある秘密の部屋。



 辺りには何もなく広いだけで、岩壁に小さなランプが鉄の扉の両脇に1つずつ取り付けてあるだけだった。



 そこに、ジェシカとレフィカルはブラットを拉致し連れて来ていた。


 ジェシカとレフィカルは皇帝マグドが来るのを待った。


 しかし、待っていてもなかなか来ない為、ジェシカはイライラし始め、


「何のつもり!?マグド、こんなに待たせるなんて……」


「それにしても、こんなに待たすのは、何か変じゃないか?」


「確かにいくら急用が出来たとしても……」


 話をしていると部屋の鍵が、ガチャ!っと、かけられた音がした。


 ジェシカとレフィカルは、その音を聞き慌てて扉の方に行き、


「こ、これは、マグド何のつもり?」


「ジェシカ。早くここを出ないと、不味いんじゃないのか!」


「確かに、ただ鍵をかけるとも思えないしね。でも、どうやってここを出たら?」


「でも、あいつは、何でこうも人が変わったみたいに。いや、それとも周りの連中のせいなのか」


「確かに、あのマグドが、かつての仲間を裏切り、こうも簡単に人が変わってしまうなんて、何を考えていると言うの……」


 ジェシカとレフィカルは拘束され眠っているブラットの方に行き。


 ジェシカはブラットを覗き込み、


「それにしても、よく寝てるね。こう見るとますます、ガルドの子供にはどうしても見えない。余りにも、童顔と言うか、やはりカトレアに似たのかな?」


 レフィカルもブラットを覗き込み、


「そう言えばそうだな。確か、カトレアは魔族だったよな?」


「ああ、そうだった筈だけど。なるほど、そういう事か!こいつが童顔なのは、魔族は何年も生き歳も……ん?ちょっと待て!ブラットは、そうなると人間と魔族の間に出来たって、事は、ハーフでもあるけど……」


「こいつは、魔族と人間のハーフ。それだけでも普通じゃない。だからガルドは、人間として普通に生きて欲しいと願い戦い方を教えなかったのか?」


「でも、こいつの運命は……だけど、いくら戦い方を教えなかったにしても、おかしい?やはり誰かが、ブラット自身に何らかの呪いをかけたとしか思えないが……」


 話をしていると、この部屋に何処からか魔法がかけられた事にレフィカルは気がつき、


「ジェシカ!!」


「レフィカル!?これは催眠魔法か?何かしかけて来るとは思っていたけど……く、眠くな……て……」


 と最後まで言う前に眠ってしまった。


「……ジェシカ!?ク、クソォ〜!!覚えてろ……よ……マグド……」


 レフィカルも眠ってしまった。


 扉の外にはレオルドがいて中の様子を伺っていた。


 そう、その催眠魔法を部屋全体にかけたのはレオルドだった。


 そしてレオルドは、2人が眠った事を確認するとマグドに伝えに行ったのだった…。

読んでくれてありがとうございますヽ(^o^)

レフィカルとジェシカは眠らさられ…

ブラットは眠ったまま…

さてこの先どうなってしまうのか…

では、次話もお楽しみにね(^_−)−☆

感想やレビュー等可能ならよろしくお願いしまーす(^人^)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ