作品紹介
・舞台紹介
相模島
この作品の舞台となる島。日本の太平洋上に位置する人工島。
名前は単純に相模という人が関わったことが由来。
島の北側には大きな山があり、その南に森林が続いている。
島の中央に、煉たちが通う『聖皇学園』がある。
そこから西方面に秋山家、諫山家があり、東方面には岡崎家、汐月家、藤宮家などがある。
そして煉たちの家の近くには商店街と、大きな公園がある。
島の南には所謂『ビル街』と呼ばれる昔の都会並の街があり、娯楽施設等が多い。
そこから東側へ行くと、遊園地があり、これが唯一のレジャーランド。
この島では特有のルールがあり、島内での自家用車の所持及び、運転は禁止されている。
なので、島民はみな公共車両を使って遠方へ出かける。
ちなみに学生ならば、学生手帳に埋め込まれたICチップを通せば無料で利用できる。
また、年金受給者のお年寄りも保険証等の身分証明証に埋め込まれたICチップで無料。
また、携帯ショップが存在せず、本土へ行って契約するしかないため、付属生(15歳未満)は所持できない。これは1人で出かけて、何かしらの事故に巻き込まれないため。そのための配慮として、島を出る時はフェリー乗り場で未成年は身分証明(学生証等)を提示を義務付けている。なので、15歳未満は保護者(成人済)との同伴が必須となる。(ただし、それでも携帯の所持は不可)
聖皇学園
煉たちが通う学園。
進学校で、入学難易度は高い。
だが、バスケに限り、スポーツ推薦も行っており、修二はそれで入学している。
前述通り、バスケの強豪校であり、全国大会で上位に名を連ねるほどのもの。
校舎は『本校棟』『付属棟』『特別教室棟』の3つに別れ、上から見ると『Y』の形になっている。
3つの校舎の中心には中庭があり、そこで昼食を食べる生徒も多い。
そこの中心部は円のようになっており、自分の棟から別の棟へ行くことができる。
特別教室棟には各部の部室、音楽室、科学室、美術室など授業や部活で使用される教室がある。
本校棟は本校生の教室、及び本校用の図書室、学食、教務室などが存在する。
付属棟は付属生の教室、及び付属用の図書室、講堂、また付属は給食制なので給食室が存在する。
――セキュリティ面――
全ての教室の扉、エレベーター、校門、体育館及びその倉庫にはセキュリティのためのパスワード入力装置が設置されており、それを正しいパスワードを入力することでしか入ることが出来ない。このパスワードは4桁であること以外は一部の生徒、及び全教員ぐらいしか知らない。その一部の生徒とは、生徒会役員と学年委員が全てのパスワードを、各部活の部員は自分の部室のパスワードが記載された紙が配布される。ただし、出入りが多い自教室等はそれ専用のカードをスラッシュすることで解除できる。ちなみに、そのカードは学年単位で共通で、同学年なら他のクラスの教室に出入りすることができる。また、このセキュリティには弱点があり、パスワードを知ってしまえば、イタズラして何桁にでも変更することが可能という点である。それをされてしまえば、解除が難しい上に、中にいる人は閉じ込められてしまう。さらにエレベーターに関しても、パスワードを知ってしまえば、生徒でも使用できることになる。これに関しては悪用しなければ、黙認する形となっている。
秋山家
両親は海外で仕事をしているため、家をあけている。
なので、明日美はいわばお母さん的な存在となっている。
☆人物紹介☆
・メインキャラ
秋山煉
誕生日:11月18日 血液型:O型
聖皇学園本校1年4組在籍。
幼いころに秋山家に預けられて以来、家族同然のように育ってきた。
学園では、そのルックスのよさからファンクラブが出来ている。
その性格からか、男女問わず友達が多い。
特技は明日美直伝の料理で、腕はかなり高い。
クラスでは学年委員を務めているが、これは先生が強制的に入れたもので、
本人曰く『務めさせられている』らしい。
いつも四角錐、つまりピラミッド型のペンダントをしている。
その底には同じような四角錐のものが入りそうな穴が開いている。
このペンダントはいつ手に入れて、いつつけ始めたのかは本人は記憶していない。
だが、なんとなく『外してはいけない』という衝動に駆られ、片時も離したことがない。
岡崎栞
誕生日:12月24日 血液型:A型
聖皇学園本校1年4組在籍。
ある日、本土から転校してきた。
普段は石川静と高坂七海と仲がよく、行動をともにすることが多い。
諫山渚
誕生日:7月7日 血液型:O型
聖皇学園本校1年3組在籍。
諫山姉妹の姉の方。
2人は二卵性双生児のため、姉妹程度にしか似ていない。
気さくで、面倒見がよく、男女問わず人気が高い。
料理が得意で、昼食のお弁当はいつも渚が作っている。
その反面、運動が大の苦手で、特に走るのは全然ダメ。
諫山澪
誕生日:7月7日 血液型:A型
聖皇学園本校1年3組在籍。
諫山姉妹の妹の方。
姉とは打って変わって、こちらは恥ずかしがり屋。
人と話すことが苦手で、いつも赤面してしまう。
こんな性格ゆえ、いつも姉にくっつて行動している。
小さい頃からピアノを習っていて、今もなお続けている。
秋山明日美
誕生日:3月16日 血液型:O型
聖皇学園本校2年1組在籍。
煉の義姉。
才色兼備で、女子からは憧れの的、男子からは高嶺の花として見られている。
生徒会長を務めており、その人気も絶大なもの。
家でも家事をそつなくこなし、料理も煉曰く『右に出るものはいない』ほど。
性格も優しく、煉からも慕われている。
つくしと凛とは付属の時からの中で、共に生徒会役員を務めている。
柚原凛
誕生日:6月20日 血液型:B型
聖皇学園本校2年1組在籍。
生徒会副会長その1
明日美とつくしの親友で、髪をポニーテールにしてるのが特徴。
その容姿と、人懐っこい性格や明るい性格から、男子から人気があり、ファンが多い。
煉のことを溺愛しており、煉を見つけるやいなや、激しいボディーコンタクトをとる。
煉自身はそれを嫌がっているが、半分はもう諦めている。
小鳥遊つくし
誕生日:9月4日 血液型:A型
聖皇学園本校2年1組在籍。
生徒会副会長その2
明日美と凛の親友で、メガネをかけているのが特徴。
所謂、ドジっ娘で、見ていて庇護欲を掻き立てられる存在。
それ及び、容姿も相まってファンが多くいる。
見た目通り、運動はまるでダメで、いつもビリケツ。
汐月莉奈
誕生日:3月3日 血液型:O型
聖皇学園本校1年4組在籍。
目が悪いため、メガネをかけている。
『学園のアイドル』の異名を持つ。
だが、本人は目立つのが好きではないため、困っている模様。
その異名からファンが多く、当然ファンクラブも存在する。
読書が趣味で、休日はもっぱら図書館で読書するのが日課。
藤宮真由
誕生日:8月26日 血液型:A型
聖皇学園本校1年4組在籍。
クラスの学年委員を務めている。
超がつくほどの真面目な性格で、絵に描いたような優等生。
その性格ゆえ、煙ったがられることもしばしば。
怒りっぽいところもあり、いつもサボってばかりいる煉に対して怒ってばかりいる。
・サブキャラ
木下修二
誕生日:10月30日 血液型:AB型
聖皇学園本校1年4組在籍。
煉の悪友。
付属の時にあることがきっかけで仲良くなる。
『元』バスケ部員で、この学園にもスポーツ推薦で入学している。
明日美に好意を寄せてはいるが、他の女子にも手をだす女ったらし。
全女子生徒を、自分の好み順にS、A~Dとランク付けしている。
その性格が周囲に認知され始めているためか、女子生徒は彼を警戒するようになっている。
スポーツ推薦のため、勉強はまるでできない。
なにかのイベントにかこつけては、学園で問題を起こす。
そのため生徒会にはブラックリスト入りしている。