表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
青空のパレット  作者: あるみゃ
悲しみの青
5/29

挑戦状

私はこの世界に何を求めて来たのだろう……

怖い………

「あら、さっきのお方。何の御用ですか? 今は大事な話をしている最中でしたのに……」

アリサは悲しそうな顔をしてこちらを向いた。

この顔だと大事な話をしていたのは本当のようだ。

「あんたに優から伝言がある」

「伝言?」

「『こんな手になっても私は絶対貴女には負けない』だと」

優からの伝言と言うより勝手に作った俺からの挑戦状だ。

こうでも言わないとアリサは動いてくれそうにないから

「ふふふ。なかなかに笑わせますね。いいでしょう。貴方の挑戦状受け取りました」

少女は口に手を当て上品に笑った。

何故かしら俺の挑戦状だとバレていたようだ。

「今度のコンクールを楽しみにしていますわ。貴方がアシストした柏木さんの絵が楽しみです」

十二歳の子供なのに勘だけは鋭いようだ。

「アリサさん。正々堂々戦いましょう」

言ってしまったことは責任を持たないと男の名が廃る。なので、覚悟を決めることにした。

「望むところですわ。でわ、私は用事がありますので、これで……」

アリサは俺に小さくお辞儀した。

何とも十二歳とは思い辛い礼儀の正しさだ。

「はい。次のコンクール楽しみにしています!」

何か俺だけ次のコンクールに闘志を燃やしすぎている気がした

「ふふふ。私こそ。でわ、ごきげんよう……」

そう言い残して、アリサは振り返り歩き出した。

カトレアは俺に小さくお辞儀をしてアリサに付いて行く。

「さてと、迎えに行くか」

俺はそう言いながら学校の方へ歩き出した。

それにしてもアリサは俺たちに恨みはなかったのだろうか。

あの事件は俺たちがアリサの上に立ったから起こったはずなのに……

と、そんな軽いことを考えながら俺は学校までの道を歩いて行く。

今から始まる事をなに一つ考えずに……

皆さんお久しぶりです! 長らくお待ちしたこと誠に申し訳ありませんでした!

しかしもう心配はございません!

今日を持ちまして、このあるみゃは完全復帰をしました。


話が長くなるので理由は言いませんが、今日からまた更新することができます!

皆さんこれからもあるまとみゃんたろうをどうぞよろしくお願いしまし!


あ、間違えた……

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ