表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/37

奪われた刃

不穏な空気を出してみました

とある宿屋、朝。

柔らかな陽射しがカーテン越しに差し込み、部屋には静かな寝息が残っていた。


ベッドの上で、ノーザはふっと目を覚ます。

――と同時に、違和感。



「……!?」


胸元が、やけに重い。

視線を落とすと、ふわついた茶髪が視界いっぱいに広がっていた。

腕に絡みつく感触、規則正しい呼吸、そして頭を撫でる指。


「……あ、起きました?」

間近で、少し寝ぼけた声がする。

抱きついたまま、満足そうに頬をすり寄せてくる。


「おはよーございます……ノーザ様……♡」


ノーザは天井を見つめたまま、深く息を吐いた。


「……ニーナ。怒るか怒らないかギリギリを踏み抜くのやめよう?」


「えへへ……今日の起こし方は健全ですよ?」

そう言いながら、離れる気配はない。


柔らかな寝具の中、ノーザの胸元に頬を埋めたまま、ニーナはしばらく黙っていた。

抱きつく腕に、さっきよりもほんの少しだけ力がこもる。


「……ノーザ様……」


低く、甘えた声。

寝起きの熱を含んだ吐息が、首元にかかる。


「……ん?」


ノーザが視線を落とすと、ニーナはゆっくり顔を上げた。

迷いと決意が混じった瞳で、唇をきゅっと噛みしめている。


「あの……私も……そろそろ……」

言葉を探すように間を置き、

「ノーザ様に……ちゃんと……」


そのまま、ためらいながらも一歩ずつ距離を詰める。視線は唇に落ち、呼吸が重なる。


――ゆっくり、唇が近づいた、その瞬間。


「……!ニーナ!」


ノーザは慌てて、しかし乱暴にならないよう肩に手を置いた。


「それは……流石にダメだ」

真剣な目で、でも声は優しい。

「ここは宿屋だし、朝だし……何より、心の準備が追いついてない」


一瞬、ニーナは固まる。

次の瞬間、ぷくっと頬を膨らませた。


「……ノーザ様は……本当に……」

小さく不満そうに言いながらも、腕は離さない。

「……でも、そこが好きです」


そう言って、額を胸に預ける。


ノーザは観念したように、そっと頭を撫でた。


「……それは、ありがとう。でもな」

「節度は大事だ。俺達、旅の途中なんだから」


「……はい……」

少し残念そう、それでもどこか満足した声。


二人の距離は近いまま。

だが、その一線は――今日も、守られた。


その時――

扉の向こう、廊下を誰かが静かに通り過ぎた。


足音は軽く、規則正しい。

だが、不思議なことに――扉の前で、ほんの一瞬だけ止まった。


気配。

覗くでも、声を掛けるでもなく、ただ立ち止まり、そして去っていく。


窓の外から、朝の村の音が聞こえてくる。

荷馬車の軋む音、家畜の鳴き声、どこかの家から漂ってくる焼き立てのパンの匂い。


ノーザ達が今いるのは、

ヘルヴェティアの都市部を離れ、次の国へ向かう途中にある国境沿いの小さな村だった。


石造りの街並みも、軍靴の音もない。

あるのは、旅人と商人が一晩の休息を取るための宿屋と、

畑と、穏やかな朝だけ。


昨夜も特別な事件は起きていない。

魔族の影もなく、争いの気配もない。

ごく普通の、よくある旅の一夜だった。


ノーザはベッドに腰掛けたまま、深く息をつく。


「……今日も、普通に出発できそうだな」


その言葉に、ニーナは少しだけ安心したように微笑む。

彼女の腕は、まだ離れていない。


外では、仲間達が起き出す気配がし始めていた。

サンの声、ヴィヴィの笑い声、リーの落ち着いた足音。


――いつもと同じ朝。

少なくとも、この時点では。


誰もまだ知らない。

この穏やかな旅路の中に、

静かに、確実に、歪みが混ざり始めていることを。


窓の外が、やけに騒がしい。

どうやら皆、もう起きているらしい。

甲高い悲鳴が宿の中庭に響いた。


「い゛や゛ぁぁぁ!!ネズミ~!!」

ネズミを見つけたヴィヴィが、思わず跳ね上がっている。


椅子の上に避難しながら、腕をぶんぶん振り回していた。

それを見たリコが一歩引いて顔を引きつらせる。

どうやら彼も、この手の生き物は苦手らしい。


その一方で、ミネルは真逆だった。

目を輝かせて身を乗り出し、羽根をぱたつかせながら周囲を見回している。

「どこどこ?」


次の瞬間、低く鋭い声が飛んだ。

鍋を持ったままのサンが、即座にツッコミを入れる。

「おい!食べるんやない!」


その一言で、場の空気が一気に緩んだ。

ヴィヴィは相変わらず大騒ぎ、リコは距離を取り、ミネルは少し残念そうに首を傾げる。


――本当に、いつも通りだ。



ノーザはその様子を窓越しに眺めながら、思わず小さく息を吐いた。

「……平和だな」

少なくとも今は。


この朝は、のどかな田舎の宿屋の、ありふれた一幕に過ぎなかった。


木製の長机に、素朴な朝食が並んでいた。

焼きたてのパン、白いチーズ、山羊肉、温かいスープ。

椅子にどかっと座ったヴィヴィが、チーズを頬張って満足そうに目を細める。

「チーズ美味いね」


その隣で、ミネルが皿の上の山羊肉をじっと見つめ、少しだけ首を傾けてから短く頷いた。

「山羊肉……も」


それを見て、鍋を片付けながらサンが呆れ半分に笑う。


「山羊肉生で食うのはミネルちゃんくらいやで」

対面に座るリーが、落ち着いた調子で湯気の立つ椀を口に運びながら一言添える。

「やはりフクロウ」

その様子を眺めていたリコが、どこか感心したように言った。

「山の味って感じがするね」


何気ない会話。

誰も警戒していない。

誰も疑っていない。


ノーザはその光景を見渡しながら、パンをちぎって口に運ぶ。

(……本当に、何も無い朝だ)

静かな村。

素朴な食事。

仲間たちの、いつも通りのやり取り。

この時点では、誰一人として思っていなかった。

この「当たり前」が、そう長くは続かないかもしれないということを。


朝食のざわめきの向こう、ひとつ隣の卓から低い声が漏れていた。

旅慣れた男たちの会話だ。

「最近この近くに野盗が出るらしいな……」

木杯を置く音。

声を潜めるように、もう一人が続ける。

「武装した冒険者でも襲ってくる凶暴な連中らしい……」

さらに、ため息交じりの声。

「この国はギルドが無いからな……すぐに動ける戦力が無い。対応が遅れてるらしい」


その言葉に、空気がほんのわずかに変わった。

ノーザは無言で耳を傾け、パンを置く。

ニーナも何も言わず、視線だけをそちらに向けた。

ヴィヴィは口を動かすのを止め、チーズを持ったまま眉をひそめる。

サンは鍋の残りを見ながら、鼻で小さく息を吐いた。


リーは何も言わない。

ただ、錫杖に手を置き、静かに立ち上がる。

ミネルが羽をすこしすぼめ、小さく首を傾けた。

「……森、ざわついてる感じがする」

それだけで十分だった。

ノーザが椅子を引き、短く言う。

「……気を付けて行こう」

誰も反論しない。

冗談も出ない。


朝食はそこで終わった。

勘定を済ませ、装備を整え、順に宿を出ていく。

ヴィヴィが先に出て、外の空気を吸い込む。

サンがそれに続き、ミネルが空を見上げる。

ニーナとノーザが並んで扉をくぐり、最後にリコが軽く手を振って出ていった。

――そして。


宿の中に、一瞬だけ残った影。

リーは一歩遅れて立ち上がり、静かに扉へ向かう。

周囲を一度だけ見渡し、何事も無いことを確かめるように。


錫杖を肩に担ぎ、扉を開けた。

外は、いつも通りの朝だった。

だがその平穏が、どれほど脆いものなのかを――

まだ、誰も知らない。


宿を出て、村外れの緩やかな坂を下り始めた、その時だった。

ノーザが足を止める。

反射的に腰へ手を伸ばし――凍りついた。



「……無い……?」


もう一度、確かめるように腰元、背、鞍袋。

呼吸が一瞬だけ乱れる。


「無い!? 何故!? いつの間に……宿!?」

声が裏返った。

肌身離さず持っていたはずの二振り。

ニルヴァーナも、六道も――影も形も無い。

一瞬、全員の動きが止まった。


サンが低く唸るように言う。

「マズイで……なくしちゃアカン物を、なくしてもうた……」


ヴィヴィが一歩前に出る。

「……最後に確認したのは?」

「朝……部屋を出る前だ。確かにあった……」


ニーナが周囲を見渡す。

「外で奪われた形跡はありません……気配も……」

ミネルが羽を震わせ、小さく首を回す。

「……追われた感じ、無かった……」


リコは少し考えるように顎に指を当てる。

「宿の中、か……。人目は多かったけど、油断はしてたね……」


リーは何も言わず、ただ静かに地面を見ていた。

錫杖を軽く鳴らし、足跡を確認するような仕草。

空気が、じわりと重くなる。


ヴィヴィが舌打ちした。

「考えてても仕方ないね。あーし、宿を探してくる!」

そう言うが早い。


「ラヴズ、貸してよ!」

ノーザが一瞬迷ったが、すぐに頷く。

「頼む……気を付けてくれ」


ヴィヴィは軽やかに飛び乗る。

「任せな! こういう時はスピード勝負だ!」

ラヴズが鼻を鳴らし、地を蹴った。

蹄の音が、来た道へと遠ざかっていく。


残された一同。

誰も口を開かない。

視線だけが、互いを探るように交錯する。

ニーナはノーザの横に立ち、静かに言った。

「……必ず見つけましょう。大丈夫です」

だが、その声の奥にも、わずかな不安が滲んでいた。

森の風が吹き抜ける。

あまりにも平穏な朝。

それが逆に、不気味だった。

――誰が、いつ、何のために。

まだ誰も、答えに辿り着いていない。


ヴィヴィの姿が見えなくなってしばらく。

ノーザ達は来た道を慎重に引き返していた。

――そして、予想通りだった。

林の奥から、ぞろぞろと人影が現れる。

粗末だが実用本位の装備、数は七、八。

慣れた足取り――野盗だ。

下卑た笑い声が響く。

「おう! 中々金持ってそうな奴らだな!」

「女が二人もいるじゃねえか!」

「しかも丸腰の奴らばっかりだ!運がいいぜ!」


ノーザは歯を食いしばる。

「……クソ。こんな時に……」


ニーナが一歩前に出て、周囲を確認する。

「ヴィヴィさんも、ラヴズも居ません……数も多い……」


リコが状況を冷静に分析するように呟いた。

「しかも、ノーザは完全に丸腰だ……最悪のタイミングだね」


その瞬間だった。

サンが、まるで最初から想定していたかのように背負い袋から一本を抜き取る。

「兄弟! やむなしや!」

風を切って飛んでくるそれを、ノーザは反射的に受け取った。


――スミの木刀。

懐かしく、軽く、それでいて確かな重み。

ノーザは静かに構える。

「……ありがとう、サン」


木刀を見て、野盗達が嘲笑する。

「ははっ! 木の棒かよ!」

「舐めてんのか!?」

だが。

リーが一歩前に出て、錫杖を鳴らす。

「……警告する。退け。今なら怪我で済む」

ヴィヴィもラヴズもいない。

剣も、刀も無い。

だが――誰一人、引く気配は無かった。


ノーザは木刀を握り直し、低く息を吐く。

「……守るだけだ。全員、無事で帰る」

その背中に、ニーナの魔力が静かに集まる。

サンは矢を番え、リーは間合いを測る。

ミネルは上空へと舞い、視界を広げる。

野盗の一人が、剣を振り上げた。


「行けぇ!!」


最初に動いたのはサンだった。

踏み込み一歩、方天戟が低く唸る。

振り下ろしではない――横薙ぎ。

重心の乗った一撃が野盗の胴を打ち抜き、そのまま吹き飛ばした。


「怪力のヴィヴィちゃんがおらんでもな、ワイらは戦えるで!」

一人、地面に沈む。


次に動いたのはリー。

間合いに入ってきた野盗を、躊躇なく迎え撃つ。

錫杖が鳴る。

鈍い音――だが、確実に効く一撃。

顎を撃ち抜かれた野盗は、声も上げられず崩れ落ちた。

ノーザは木刀を握り直す。

スミから譲り受けた一本。

ただの木ではない――重心、硬度、しなり。

「……ただの棒じゃないぞ!」


踏み込み、返し、突き。

剣が無くとも、身体は覚えている。

野盗の脇腹に木刀がめり込み、息を詰まらせた男が転がった。

そして――

一瞬、視線が集まる。

最後に仕掛けられたのは、リコだった。

野盗が剣を振り下ろす。


だが、その刃は届かなかった。

「……スキルインクルード」

小さく呟いた、その直後。

剣が――消えた。

正確には、奪われていた。

素手のまま踏み込み、野盗の手首を払う。

無刀取り。

次の瞬間、剣は宙を舞い、持ち主の足元に突き刺さる。

体勢を崩した野盗に、短い反撃。

急所を外した、だが確実な一撃。

野盗は呻き声を上げて倒れた。

――静寂。


倒れ伏す野盗達。

息を整える仲間達。

ノーザは木刀を下ろし、リコを見る。

「……今の、凄かったな」


軽く肩をすくめる。

「剣士から買い取ったスキルだよ、本当はこういうの嫌いなんだけどね」

笑顔。


いつもと同じ、少し困ったような表情。

だが――

その動きは、あまりにも洗練されていた。


リーは錫杖を立て、周囲を警戒しながら一言。

「……野盗にしては、動きが揃いすぎている」

サンも頷く。

「せやな。情報も持ちすぎや」

ノーザは空を見上げる。

剣も刀も無い。


だが、胸の奥に残る違和感は、それ以上に重かった。

「……早く、ヴィヴィ達と合流しよう」

誰も反対しなかった。


野盗達が完全に動かなくなった、その時だった。

上空から静かで、気配だけが落ちてくる。

「ノーザ!あったよ!」

見上げた先、ミネルが降下してくる。

両腕には――見慣れた二振り。

ニルヴァーナ。

そして、黒刀・六道。

着地と同時に差し出される剣。


「なんか……途中の岩陰にあった。置いた、っていうより……落ちてた、かな」


ノーザは一瞬、言葉を失った。

剣を受け取り、重さを確かめる。

間違いない。

肌身離さず持っていた相棒達だ。

「……なんで、そんな所に……?」

誰も答えられない。

遅れて、蹄の音。

土煙と共にラヴズが駆け込み、その背からヴィヴィが飛び降りる。

「宿も街道も見たけどさ!それっぽい痕跡は無かったよ! ……って、戻ってきてる?」

ノーザの手元を見るなり、目を見開く。

「え? じゃあ、盗まれて……捨てられた?」


サンが腕を組む。

「普通、そんな事せぇへんで。あんな値打ちもん」


リーも静かに頷いた。

「奪うにせよ、隠すにせよ……意図が見えぬ」

風が吹く。

剣が、かすかに鳴った。

ノーザは二振りを背に戻す。

いつもの位置。

だが、胸の奥の引っかかりは消えない。

「……とにかく、全員無事で良かった」


そう言いながらも、視線は自然と仲間達を一巡した。

皆、いつも通りだ。

変わった様子は――無い。


ミネルは安心したように羽を畳み、

ヴィヴィは野盗を蹴飛ばして悪態をつき、

サンは笑い、

リーは周囲を警戒し、

リコは少し離れた場所で、倒れた野盗を見下ろしていた。

「……変な朝だね」

ぽつりと漏れたその声が、やけに静かに響いた。


ノーザは何も言わず、歩き出す。

剣は戻った。

戦いも終わった。

――だが、この出来事は

確かに“何か”を置いていった。

まだ名前の無い、不穏な何かを。


野盗との小競り合いの後、ノーザ達は無駄な寄り道をせず、足早に次の村へ向かった。

街道はすでに夕闇に沈み、空気もひんやりとしている。

灯りの点いた小さな村に辿り着いた頃には、皆の疲労ははっきりと表情に出ていた。

宿屋に入り、簡単な食事を済ませた後。


共用の廊下でノーザが一度だけ皆を振り返る。

「今日は大変だったな……無事で何よりだ。今日は早めに休もう」


それぞれが小さく頷いた。

ヴィヴィは少しだけ視線を落とし、頭をかく。

「……ノーザ、ゴメンな。本来なら前に立つのは、あーしの役目だったのに」


ノーザは首を振る。

「気にするな。誰かが欠けたわけじゃない。それで十分だ」


それ以上、言葉は続かなかった。

各自が自分の部屋へと戻っていく。

木の床が、きしりと静かに鳴った。


ニーナはノーザの背を少しだけ見送り、

サンは欠伸を噛み殺し、

リーは最後まで廊下を警戒し、

ミネルは翼を小さく畳んで部屋へ入った。

リコは一瞬だけ、廊下の突き当たりで立ち止まる。

何かを考えるように、何も無い壁を見つめてから――


何事もなかったかのように、自室の扉を閉めた。

やがて、宿は静寂に包まれる。

誰もが眠りについた、はずだった。

外では風が吹き、

遠くで獣の鳴き声が一つ、夜に溶けていく。


剣は戻った。

仲間も揃っている。

――それでも。

この夜は、どこか“終わっていない”気配を残したまま、

静かに更けていった。


深夜。

宿屋のロビーには、ランプの小さな灯りだけが残っていた。

皆が部屋に戻った後も、ニーナだけは眠れずにいた。

カウンターの一角、テーブルの上には布に包まれた二振り――

ニルヴァーナと六道。

人の気配が消えたのを確かめ、ニーナはそっと息を整える。


ゆっくりと詠唱。

探査魔法が淡く広がり、刃に触れた。

剣そのものに触れずとも分かる。

魔力の流れ、残された痕跡、そして――


本来、あるはずのない“歪み”。

ニーナの表情が、凍りついた。

「……これは……ウソ……」

二振りの剣には、確かに誰かの手が加えた痕跡が残っていた。


戦闘でも、野盗でもない。

もっと意図的で、もっと近い――

仲間の誰かが、触れている。


ランプの灯りが、ふっと揺れる。

ニーナは咄嗟に魔法を解き、布をかけ直した。

足音はしない。


だが、胸の奥で嫌な予感だけが膨らんでいく。

ロビーには再び静寂が戻った。

真実は、まだ誰にも告げられていない。

次回はヤバい事になりそうです

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ