誓えるか?
「総司令閣下。エドワード伍長を連れてまいりました。」
「入りなさい。」
「失礼致します!」「し…失礼致します!」
俺はザビーダ少尉に従って総司令閣下の執務室に入ると少尉に従って敬礼をすると席についた。
「目が覚めたようで何よりだ。」
「何から何までご用意頂き、ありがとうございます。」
「君には仲間達を救ってもらい、散っていった同胞達の仇を取ってもらった。儂はその恩に報いているだけだ。」
「それでも、私からすればお礼を言わざるを得ません。」
「ふむ…では、1つ君に質問をしてもいいかね?」
「何でもお答えします!」
「君の夢はなんだ?」
「夢…でございますか?」
「そうだ。元いた惑星から奴隷として儂ら帝国によってこの最前線に連れてこられた。そこで君は功績を得て、帝国の正規軍に入隊を果たした。そこで聞きたい。君は今後何をしたいのだ?」
「…」
俺は突然の質問に困惑した。
俺はどうなりたいのだろう?
地球に帰りたいのか?
でも、今帰っても向こうで酷使されるだけだろう?
ならどうしたい?
子供の頃…俺は何になりたかった?
…ヒーロー。
仮面ライダーや戦隊もの、ウルトラマン。
彼らのように悪いものを挫き、自分にとって大切なものを守ることのできるヒーローになりたい!
その上で英雄【ヒーロー】として、地球に胸を張って帰りたい…
俺がふと…そんな思いを持ったとき
『その思いに嘘偽りは無いか?』
ふと…そんな言葉が俺の脳内に響いた。
『力を弱気者のために使うと誓えるか?権力に屈することなく、自分のためでもなく、仲間のために使うと誓えるか?』
俺はその言葉に答えた。
言葉に出して…
「俺は誓う。仲間の為、助けを求める弱き者たちのために力を行使することを誓う。」
『ならば貴様に力を授けるとしよう。その力無駄にするでないぞ。』
その言葉が俺の脳内に響いた瞬間…
俺は金色の輝きに包まれた…
「うわっ!」
「なんじゃ!!」
2人は俺から離れた。
どれくらいたっただろうか…?
輝きは収まり、俺は目を開けた。




