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帝国新英雄物語  作者: 黒騎士
第一章 門出
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シミュレーション

「これは、戦闘機シミュレーションだ。通常は正規部隊入隊前の新人兵にやらせるものだが、難易度を上げて実施してもらう。」


「難易度はどれほどに?」


「ケガもあるだろうから、まずは今回の戦闘の一般機で腕試しをしてもらう。」


「では…同時に5機相手でお願いします。」


「勇気は買うが、その身体では…」


「全快してるなら10機と申し上げたでしょう。ご安心を。隊長機は苦戦を強いられましたが。彼らの動きは頭に入っています。」


「では、その自信見せてもらおう。」


いや〜楽しみだな!あの時の戦闘を再度見られるとは。彼の実力を正確に見るために煽ってしまったが…。これを見終えたら、これまで口調を謝罪してより良い関係を築いていこう。


「…準備できました。お願い致します。」


「それでは…始め!」


シミュレーション機は、ゲームセンターにあった大型筐体に乗り込み、機動戦士を操るものによく似ている。


より専門性によってはいるが、こっちのほうが操作は簡単だ。


そして…俺は集中した。


次々に襲いかかる敵。

モブ兵達は早々に片付けた。

段々と増えていく敵。

それも片付けるとあのエースパイロットが出てきた。

動きは正確に覚えている。

ミサイルを撃つタイミングも。


俺はあの時の半分の時間で敵を殲滅した。


その代わり…数カ所、傷が開いてしまった…

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