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明日、ついに復讐します

 それから、月日が流れ、季節は秋になった。


 夏休み中も何度か話し合いを重ね、ついに決行は明日だ。


 明日は、校外学習の代休で、私達一年だけ学校がない。


 だから、復讐の日にはうってつけだ。


 作戦ももう決まっている。


村へ向かう

みんなに、両親を連れてきてもらう

両親、姉、私だけにしてもらって話す

まわりの人がいない間に能力を使う

4,5と同時進行で、ユウの復讐をする

柳くんの復讐は、村から戻ってきたらする


 って感じ。

 ところどころ場合に応じて変更するけど、あらかたはこれでオーケーだ。


 ユウの「復讐」は、ユウのお母さんと話すこと。

 ユウのお母さんは、既に捜してあった。


 呼び出しもしてある。ユウとの面会も、すんなり受け入れてくれた。


 私の両親と姉は、話すことに渋っていたけど、先生が交渉にいって何とかなった。


 もう準備は万端だ。もう夜遅いし、早く寝て明日に備えなきゃいけない。


 でもその前に、話したい相手がいた。






「ごめん。待った?」

「いや、別に」

「すーっごく待ったわよ!」


 そう。クローバーの初期メン、柳くんとユウだ。


 いつも通りユウは強気だけど、心なしかどこか表情が硬かった。


——緊張、してるんだ。明日が、怖くて。


 私も同じだから、余計に気持ちがわかる。


「……ねえ、リオ」


 ユウが不安そうに首を傾けた。


 私より少しだけ身長が低いユウは、いつも少しだけ私を見上げている。


 ユウが私のことを「リオ」と呼ぶときは、不安なときや、精神が安定していないとき。


 やっぱり、不安なんだ。


「私……怖い」


 ユウが素直に自分の考えを伝えてくれたのは、ほとんど初めて。


 驚いて顔を上げる。ユウは本気だった。


「私、ちゃんとお母さんと話せるかな……」


——ユウも、こんな不安そうな表情を見せるんだ。


 いっつも気取ってるくせに、案外子供っぽいところあるんだな。


「大丈夫だよ。ユウなら」

「……そう?」

「うん。私も、怖いけど……すごくすごく、怖いけど……でも、その気持ちを投げ捨てて、相手と話せたらいいなって思うんだ」

「…………確かに、そうね。ま、あんたにそんなこと言われても、全っ然響かないけど?」


——ほんと、素直じゃない!


 すっかり元のユウに戻っちゃって。


 まあでも、これくらいのほうがユウらしくていい。


 さっきのはちょっと素直すぎてユウって感じがしないもんね。


「まあ、お互い頑張ろうぜ」


 柳くんがそれらしいことを言って笑う。


 その笑顔にどきっとして。


 思わず、下を向いた。

 早口で言う。


「じ……じゃあ、明日も朝早いし! そろそろ寝よ!」

「そうね。じゃ、柳くん、バイバイ」

「おう。また明日な」


 柳くんと別れて。


 ユウと二人で、「デース」へ向かう。


 その晩は、静かに眠って。


 ついに、その日はやってきた。

 ついにリオが復讐です……!

 いやー、長かった!

 だけどもちろん、何の問題もなく終わるわけありませんからご安心くださいね(*'ω'*)

 それでは(^.^)/~~~

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