頭の中に黒板を
とてつもなく勉強ができなく悩んでる中学生の青年がいた。
青年は、友達に勉強を教えてもらっても右から左へと知識が流れていってしまう。
青年「どうして覚えれないんだ!」
と、友達に相談すると、友達は青年に言いました。
友達「あなたはバカだから〜」
そんな辛辣な言葉に、青年は友達に言い返しました。
青年「たしかに!でもどうすれば良いのかな?」
そういわれた友達は、教室から黒板を剥ぎ取ってきた。
その黒板を友達の目の前に置くと、友達が青年に言いました。
友達「青年よ!君は仕方ないんだ!」
と呟くと、友達は青年の頭を鷲掴みにして黒板に押し付けて前後に擦った。
そして、友達の耳元で優しくささやいた。
友達「記憶が無くなる理由を、思い出したかい?」
青年は、それを聴きながら涙しながら頷いた。
青年「僕は、黒板消し!僕は、黒板消し!僕は、黒板消し!」