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11話 湖です…!

とっても短いです。

というか、湖の説明で終わってます…




ルツの上に跨り森を進むこと2日。

森の中で一際明るい場所に出ました。

そこには色とりどりの美しい花が咲き誇り奥には大きな湖が見えます。


「わぁ…よし、今日はここで野営しましょう!」


『あぁ、水場も近いしいいんじゃないか?』


という事で、ここで野営をすることにしました。

湖には後でルツと見学に行きましょう!



※※※※※※※



野営の準備も終わり、ルツと共に湖に来ました。


それはとても透明度が高く、湖のそこが見渡せるほどです。地球で言うところのバイカル湖の様です。

あ、バイカル湖って知っていますか?

世界一、透明度の高い湖として有名なのですが。


バイカル湖は、ロシア南東部のシベリア連邦管区のブリヤート共和国とイルクーツク州・チタ州に挟まれた三日月型の湖でして、「シベリアの真珠」とも、ガラパゴス諸島と並ぶ「生物進化の博物館」とも称されています。

しかし、そんな美しく、神秘に溢れたこの湖にはある悲劇がありまして…まぁ、簡単にざっくり説明しますと。


20世紀初頭、ロシア革命の際赤軍から逃げようとした白軍は冬の寒さで氷ったこの湖の上を渡り逃亡を測りました。しかし渡りきることは叶わずおよそ25万もの人々が死に絶え、湖の底に沈んでいるという話です。


何故、渡ることが出来なかったのか?


単純な話、湖の上を激しい寒波が襲ったのです。

余りの寒さに耐えきれず人々は死にました。湖を渡り着れば革命軍は逃げきれたというのに、自然の力の前では人間の力などちっぽけなものですね。

と、まぁこんな逸話があるバイカル湖ですがその透明度の高さは世界一!1度その悲劇の湖にも訪れてみたかったものです。


詳しくはWe●で!


しかし、異世界でも美しい湖に出会えたことは幸運でした。森や草に飽き飽きしていた私にとってはとても嬉しいことです!


「ルツ、見てください!とっても綺麗です!」


『あまり近づくなよ、結構深いぞこれ』


「わかっていますよ、気を付けますよ」


キャッキャとはしゃぐ私にルツは世話のやける子供を見る目で仕方ないなぁ、と言いたそうな顔です。失礼な、これでも私は立派な大人ですよ?

そんなお約束じゃあるまいし、湖に落ちる訳が…あっ


ドボン!!


『サク?!!』


その後まんまと湖に落っこちた私は直ぐにルツに引き上げられ、コンコンと説教を受けていました。

春先の冷たい風に濡れたからだはよく冷えます。そこにルツの冷たい視線がグサグサ刺さり余計背筋が冷えました。ガクブルです。

凍える私を見て慌ててルツが魔法で乾かしてくれましたが…湖の冷たさと言ったらっ!今後、気を付けます。はい、本当にすみませんでした。







バイカル湖いいですよね!

行ってみたいです。

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