表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/23

ヒントというくせにまったくヒントになってないヒント・前半

眠い〜。

GvsGのエクシア〜、今日行ったゲーセンまだ解禁されてなかったぁぁぁ・・・。;;

やりたかったのに!

・・・この後不貞寝しますよ、えぇ。


第6話

『ヒントというくせにまったくヒントになってないヒント・前半』




ブンッ・・・


例の音が虚空へと響く・・・。

その音の一瞬後、尤も人間の意識の中では同時刻といえる。

3人の姿は10キロ離れた屋敷の前に現れた。


「ふむ、やはり便利だな。

ココまで自由な転移系の能力を私は知らない・・・。」


そう清は言った。

尤も、それは至極当然のことである。

この世界において、何も転移系の能力者がいないわけではない。

だが、その誰もが多大な制限がかかっており、多用することなど出来なかったのである。

今まで転移系の能力者が仕事としてそれを利用していなかったのはそれによるところが大きいだろう。

使えるのは1キロ先まで、それも次使えるようになるまで1週間かかる、というのに誰が仕事に使おうなどと考えるだろう。

ようは能力者の中で転移の能力は底辺に位置するということである。

と、前の世界でコッチの世界を調べたときの情報である。

まぁ、俺の能力はそれらを圧倒するものであるが。


「私もです。

今までいろいろな能力者を見てきました。

でも、能力の持続性という面では私以上の能力者を未だかつて見たことがなかった。

ほんと、隆って何者なの?」


そう玲が言う。

彼女が言うことも前述のように至極尤もである。


「それは俺にわかることじゃないな・・・。

自身のことだが、あまりにも能力は不明な部分が多すぎる。」


転移系は特に絶対数が少ないからな・・・。

ぇ?

どこ情報かって?

そりゃ〜、前の世界の時に調べたのさ。

彼を知り己を知れば百戦殆からず、ってね。

まぁ、戦って表現はちょっと変だけど。


「たしかにソレは言えてるね。

似通った能力はあるが、完全に同一のものは存在しない。

私の能力、玲の能力、隆君の能力、どれも能力と枠の中に存在するが各々まったく異なる事象を起こすのだからな。」


清が改めて実感するようにそう言った。

とはいっても、俺の場合、この世界の能力とはちょっと違うんだよな・・・。

ん?

俺の能力?

秘密、にする予定だったんだけど〜、このまま進めていったらあまりにも知るのが遅くなりそうだし〜、今教えちゃおう。

ぁ、もちろん読者の皆様だけに。(笑)

もちろん少しだけ〜、能力は何か考えるのも楽しいもんね〜。

その片鱗だけ紹介しよう。


「ぁ!?」


その時玲が声を上げる。

何だよ、人がせっかくヒントをあげようと思ったのに〜。

・ ・・もちろん読者だけに。


「「どうした?」」


俺と清の言葉が重なる。


「あ、あれ見て!

あの家、燃えてるよっ!?」


玲が指差した先を見ると、確かに木造住宅(であろう建物)が勢い良く燃えていた。

その真紅の炎はとても自然界に存在し得るモノではない・・・。

・・・能力者、もしくはそれに順ずる何かの仕業、とみて間違いないな。


「な、何とかならない?

わ、私の重力の能力はこういったモノには役に立たないのよ!」


普段(といってもそういえるほど付き合いは長くないが)の軽さが排除され、代わりにひどく取り乱した玲がそう言う。


「残念だが、私の能力もこういったことには無力だ。

とはいっても、ただ火事になっただけ、消防車でも呼べば何とかなるかもしれない。」


清が落ち着いた声でそう言う。

だが、清自身、決して落ち着いていたわけではなく、無理やり表に出さないようにしただけである。

一目見ただけで、この炎はどこかおかしい、そう感じていたのだろう・・・。

能力者の力は基本的に相反する能力者によるレジストでなくては対抗できない。

古来から目には目を、能力には能力をといわれる所以である。

実際は、能力者の力は消えにくく、通常の方法では時間がかかるだけで出来ないわけではないのだが。


ん?

これってもしかして、ヒントの為に作られた状況?


≪もちろん♪≫


確かに今、隆の頭にはそう作者の声が響き渡った。

ボケ作者が!

何ヒントの為だけに家一軒燃やしてるんだっ!?


≪大丈夫さ、ボロくて古い家だったから♪≫


「いいわけあるかーーーーーーー!!!!!!!!」


何!?

その基準!?


その時、ふと周囲の視線が自分に集まっていることに気がついた。

違和感を感じ玲達を見ると、隆から数メートル離れた位置へ(隆との関係を知られない程度に)距離をとっていた。

そちらに目を向けるとあからさまに目を逸らされた。

がーん、ちょ、ちょっとショック・・・。

何が原因だ・・・?


≪とりあえず忠告させてもらうと、さっき声に出してたよ〜♪≫


「それを早く言え!!!」


おかげで俺が恥をさらしてしまったじゃないか・・・。


ん?

また視線が・・・。


≪またやった〜♪≫


もういい!

からかうんじゃない!


≪どっちにしても〜、せっかく作った状況なんだから〜、ちゃんと出してね〜♪ヒ・ン・ト♪≫


き、キモイんじゃボケーーーー!!!

テメェ男だろうがぁぁぁぁぁーーーーーーー!!!!!


隆の心の声はむなしく響いたのでした、と。


おしまいおしまい、めでたしめでたし。











って、よくねーよっ!?

何勝手に終わらしてくれちゃってんの?

だいたいまだ、火消えてないし!?

ヒントも出せてないのに!?


そう吼える馬鹿がココに一人・・・。




後半ぇ〜つづくっ!


眠いです。

流石に限界になってき、ま・・・s ( u _ u ) クゥゥゥ。o◯

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ