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孤独の漢  作者: 中仙堂
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大航海時代

15世紀半ばから17世紀までヨーロッパでは世界中に国威を発揚して進出し世界中の富を

独占しようとする植民地政策が広がった。

大航海時代の始りはヨーロッパ人の立場からすると大変景気の良い話しであったが、侵略を

受ける側からすると、暗黒の時代がやって来たのである。


1600年、イギリス、オランダ始め西洋の列強と云われた国々は競って、東インド会社を

設立した。つまり、國王等に特許を得た貿易独占企業が現われたのである。

その頃〝インド〟とはヨーロッパ諸国以外の辺境な地域をさしたので、現在のインド国のみを

示すのでは無かった。

1760年頃イギリスでは産業革命が始り、大量生産の幕開けが始った。その要因は資源の大量な

供給地の確保、並びに産業を支える動力機関の発明そして、航海術の発達などによる。


産業革命の頃イギリスには労働者の間に茶を飲む習慣が始り、大量の茶葉を極東の国である清国から

輸入する貿易が始った。

また、その頃ヨーロッパの富豪等が、大量の陶器や絹製品を買い求めた。

その支払いには大量の銀が使用されたと云うことである。

しかし、ヨーロッパから、清国が必要とする輸入品は皆無であった。

当然銀を支払い続けたイギリス等は大変な負債を抱えたと云う事になる。

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