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心の影 1  作者: ミミズク
1/1

殺人

よろしくお願いします。

朝がきた、僕が望まなくても何時ものようにやって来る。

まるで、親だ。

嫌、それ以上でもそれ以下でもない関係、例えるなら『友達以上恋人未満』な関係だ。

何時ものように、朝食をすまし、歯を磨き、制服に着替え、学校に行く。

何の変わりない毎日、学校が好きな分けてもない、嫌いでもない、行きたくないと思ったこともない。

友達だちと話し、授業を受け、帰る。

普通だ、普通すぎる、この普通を維持するのが何とも難しい。

周りの人に合わせて生きる、自分が浮かないように、仲間外れにされないように、良い人を気取るのは難しい。

でも、僕は良い人じゃない、悪い人でもない、どっちでもない『普通』なのだ。

けとれど、僕の心に『影』が生まれる出来事があった。

面白半分で人の死体を調べた時、最初は『気持ちも悪い』と、思ったが、調べて行くうちに、死体に『感動』した、『美しい』とも思った何故だかわからない。

何故、肉の塊に『感動』したのか『美しい』と思ったか。

次の日の朝、また朝だ何の代わりのない朝だ。

何時ものように過ごす毎日、学校の授業中『何か別の事をしよう』と思い、学校帰りにゲーセンに寄る事にした。

ゲーセンに寄っても何にも興味がわかなかった、立っているのも疲れるので近くの休憩所でジュースを飲む事にした。

『今日の晩御飯何かな』とか『帰ったら何やろう』と、考えていた時、隣に誰か座って来た。

『俺の席だぞ、くんな!』と、心の中で思ったが、この席は別に自分の物でも無い。

そいつは、美形で大人びていて身長も俺より高い、『何故か腹立つ』。

『絶対、性格悪いだろう』と、思った何の根拠も無いけど。

そいつが、俺にいきなり話しかけて来た、『あの〜、中学のとき一緒の委員会だった先輩っすよね?』。

『いきなり何だこいつ』と、思いながら、『あれ、そうだっけ?』と、適当な相づちで返した。

『そうっすよ、忘れちゃったんすか❔』

『あー、君ね覚えてるよ』と、本当は、忘れていたが覚えてるよふりして言った、言っちゃった。

『ところで、今何やってるんすか❔』と聞かれた、『いや、特に何も』と、俺は答えた。

『あ、そうっすか、ほんじゃまた』といい、そいつは、どっかに行った。

『時間も時間だし、俺も帰るか』、家に帰りいつもの様に、夕食を食べいつも様に、風呂に入った、風呂上がりに母がテレビを見ていた、殺人事件のニュースだった。

母が『最近、物騒よね寄与つけなさいよ』と言われた、『わかった』と言い自分の部屋に戻った、何だこの気持ちは俺は殺人事件のニュース見たでも殺人犯が何故か羨ましく思った、『何故だ人殺しを羨ましく思うんだ』、最近自分の心がポッカリ穴があいた様な感じがする、明日は、学校なので寝ることにした。

『変な事考えてもしょうがない、寝よ寝よ』。

静かに、ベッドに入り寝た。

次の日の朝、携帯の目覚ましで起き朝食を食べ、いつもの様に学校に行った。

友達と話し、授業を受け、昼食を食べまた、授業何も変わらない一日だ、普通のいつもの良い一日だ、帰りにコンビニに寄り立ち読みをして、帰った。

『何か、普通の一日だった』とつぶやきながら、歩いて居たら、また奴が現れた。

ゲーセンで、あったやつだ。

『あれ、先輩じゃないっすか、偶然すね』

『ああ、そうだな、帰り❔』と、俺は尋ねた。

『そうなんすよ、帰りなんすよ、先輩も帰りっすか❔』

『そうだよ』と、内心なんだこいつと思った。

『じゃあ、一緒に帰らないすか❔』

何でこいつと帰るんだと思ったが、断る理由も無いし、断ったら何か嫌なやつだと思われたく無く一緒に帰ったら。

『先輩、彼女とかいんすか』と聞かれた。

『いや、いないよ』と、まさかの一緒の帰り道の第一声が『彼女いるか、いないか』の話、彼女いない俺の心にグサっときた、つらい。

『彼女いないんすか、モテそうな顔してんのに、ちなみに俺は、いんすよ彼女』、嫌味かてめー、お前の方がモテ顔だろしかも、聞いてもいないしお前の彼女いるか、いないか興味無いし。

『彼女いるんだ、へー』と、適当な返事をする、正直言って今この場から逃げたい。

『何で彼女つくん無いんすか、つくり方わからないとかすか、それとも女に声かけれないとかすか❔』。

残念ながらその両方だよ、なんだこいつ失礼な奴だな。

『いやー、出会いがないんだよね』と、少しイライラしながら言った。

『えっ、出会いが無いんすかまじ、はっは面白いっすね、先輩の学校って男子高でしたっけ』。

『いや、共学だよ』何か悔しい。

『共学で出会いが無いんすか、俺、男子高すよ、先輩かわいそう』。

『なんだよ、悪いかよ』、カッとなって怒鳴ってしまった。

『何、怒ってんすか❔意味わかんねー』と、偉そうな顔で言ってきやがった、俺の心に『殺意』が芽生えた。

『何が意味わかんねーだよ、彼女いること自慢してんじゃねー』と、冷静になりながら言った。

『あ、先輩俺に嫉妬してんすね、やだなー器の小さい人は』と、また偉そうな顔で、俺に言った、言ってきやがった、ダメだもう怒りが抑えきれない。

『お前、やんぞこっち来いや』と、不良漫画がの台詞みたいなことを言った、正直少し恥ずかしかったが今は、それどころじゃない。

『いいっすよ、やんすね』と、余裕の笑み。

『ああ、来いよ』と、どこに行けばいいのかわからず歩く、計画なし。

トコトコと二人で、歩くと丁度人どうりが少ない古い神社があったとりあえずそこで、喧嘩をすることにした。

『いいんすか、辞めるなら今のうちですよ、俺こう見えて強いんすよ、泣かないでくださいよ先輩』。

『ああ』と、やっぱり辞めておけば良かったと、今頃、後悔する俺、『やばいどうしよう喧嘩なんて小学校以来だし俺より身長高いし、しかもスポーツマンみたいながたい、勝てる気がしない』と思ってた矢先相手が突っ込んでくる、いきなり右ストレートもろ顔に入った、痛い痛すぎる、地面に倒れうずくまる涙出てきた喧嘩辞めたかった、しかし相手は辞めてくれない『どうしたんすか、終わりっすか』と余裕の笑み、余裕の態度。

油断したすきに逃げるかと『逃走』の文字が浮かんだ、うずくまる俺に近くずく腹に蹴り一発、『どうしたんすか先輩、終わり、終わりっすか』と、笑っていた、終わるより逃げたい。

プチっと何かが切れた、今何かが切れた。

今まで、にない力が湧き上がってくる。

殺せ殺せと頭の中で何回も何回も言っている。

俺は、そいつに体当たりをした、次に倒れたそいつに何回も殴った。

『痛い、やめて』と泣きながら、鼻血を出しながら、そいつは言った。

けれど、俺は辞めなかった、いや辞めるものか。

それから30分時間がたった、俺は今の状況を理解したそいつは、動かなくなった。

動かない、叩いても、呼んでも、動かない。

死んだ、死んだんだ、こいつは死んだんだ。

頭の中が真っ白になる、何も考えられない。

次第に、達成感そして自分が喜びの絶頂を感じた、今までにない喜びを感じた。

さて、こいつをどうしよう、川に捨てるそれとも埋める。

死体になった、肉の塊になったそいつを見つめて俺は、画像で見た死体が今目の前にいる、自分で息の根を止めた自分がやったんだ。

『俺は、人を殺した』と、感じた。

『このままではまずい』、そう思った、こいつを何処かに隠さなくては俺はその肉の塊を川に捨てる事にした。

しかし、人に見られずに捨てるのわ無理だと思った、『人に見つかったら』と思うとその場にいられなかった。

逃げた、逃げ出した。

俺はその場から逃げた、家まで全力で走った。

家に着くと誰もいなかった、まず血だらけになった手を洗った、自分が汚くなったと思いシャワーを浴びた。

ジャージに着替えてすぐベッドに入った、俺は疲れて寝てしまった。

ありがとうございました。

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