第8話 パーティーのお誘い
『で、一体なにの御用でしょうか?』
多分、このときの私は最高に腐りきった目をしているだろう。
いっそ目から腐臭をだしてしまうか、蛆虫をわかせて天王寺先輩に飛び尽かせれたらどんなにいいのだろう。
…やっぱやだなー気持ち悪い。
なんてバカな事を考えている間にも話はすすむ。
「今月、特別校舎で100周年記念パーティーがあるのを知っているか?」
ここ、聖セレント学園は名前の通り、カトリック系で世界との関わりが深い。
ペリー来航の時に黒船に乗っていたキリスト教祖が教会を作ったのが始まりだとされているが...
何せ余りにも歴史が長いものだから正確なことは分からず、単なる説かカトリック系の名前だから後付とも思う。
なのでここで確実に明記されているのが、明治の中期辺りの文明開化全盛期に正式に創立された事になっており、当時は旧華族やら上流階級の教育を受けるべき生徒たちが集まった。
『知ってはいますが、私達に何の関わりもございません』
そう、さっきの歴史は…[特別校舎]での歴史だ。
元々は特別校舎しかなく、一般人生徒は入学拒否されていた。
なので[普通校舎]が出来たのは第二次世界大戦が終わりその後バブル経済で日本中が金持ちになった時だった…つまりは歴史無い成り上がりでも入学が出来るようになってしまったのだ。
しかし、伝統あり教養にも誇りを持っていたこの学園の
スポンサー...生徒保護者の批判を逃れる為に、普通校舎を作って隔離した。
しかも、混乱の中で適当にでっち上げた素晴らしい校舎なので、誰が案を出したのか何時出来たのかが不明と言うか、いい加減で正確な創立記念日か分っていない。
多分10~20年辺りじゃね?みたいな適当すぎる歴史だ。
なので私に関わりはない
「感謝しろ、お前もそのパーティーに出させてやる」
ドヤ顔で言われた殴りたい。
そして周りは凄いガヤガヤしている。まあ前代未聞だもんね、普通校舎の人間は基本時にダメだもん。
『…何を言っているか、よーく胸に手を当てて考えてみてください大丈夫です、人間皆失敗は必ず付きます、大切なことはそれを投げ出さずしっかりと向き合うべきなのです。いくら頭が可笑しく、バカみたいで愚かしい事であっても理解してくれる虫っぽい気持ち悪い生物がいるかもしれません、貴方にもきっと友達は出来ます。ゴキ○リに近い未知の生物とか、さっき教室に乱入してきた雀蜂とか……ね?』
そんな彼に私は優しく諭しました。人間失敗はつき物ですよ…オホホホ… …
ガラガラガッシャンンンンンンン!!!
先輩の足蹴りを私がもたれていた椅子が交差する音が聞こえた。
もっと説明すると、椅子ごと先輩は蹴りをかまし、危ないと判断した私は椅子を放棄して地面に転がりこんだ音である。
「テメー!!ざけんな!」
『貴方の脚力がざけんなです」
どんな筋肉してるのだろう、何で硬い椅子が大破してるのであろう。
何で先輩の足は無事なのだろう……もしかして鉄でも入れてるのか?
「お前が来ないと胡桃がこねーんだよ!!」
先輩の蹴りをかわしながら… …また胡桃絡みかよと思った。