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第7話 暴力反対

『ハロハロ~...』


私は気のない返事をした、ついでに濁った目を利用して思いっきり睨んだ。


私の口だけ笑っていて目が濁っているというのはとてもとても気持ち悪いだろう。自分で自覚して泣きそうになった。


... ...なんで私がこんな思いをしなきゃならんのだ。


「よう、さっきは無視してたな」


殺気を孕んだ目付きで、こっちを見る。


私のドロりとした溝目といい勝負なんじゃないだろうか?そんな筈無い?そうですか。


『いえ、ヘッドフォンをつけていたので聞こえなかっただけなんです。いやぁ~最近の文明器機には驚かされますな』


アハハと笑いながら、床に落としたヘッドフォンを拾おうとしたのだが何を血迷ったのた、天王寺先輩はそれを耳につけた。


「何も聞こえてねーぞ」


落ちたものは汚いからやめましょうねまったく。


『なんだって!!先輩!さては壊しましたね!何か…あの…コードを引っ張ったときにブチって言うか、アレです、何か大切な部品が...』


まったくもって酷い先輩だ、これは祖母の代から貰った...…ってえ?先輩何やってんの?


先輩はヘッドフォンの先を自前のipotに差込んだ。


「聞こえてるじゃなーか」


『そんな事より、一体何のようですか?』


変わり身は人間の大切なものだ仕方ない仕方ない。


て言うかヘッドフォン返せや!泥棒だ!こんなの!

いや、言わないけどね怖いし。


「はー…お前な…」


『おや、お疲れのようですね。ゆっくり休んでください

特別校舎の通り道はあちらですよ、バイバー…っぐ!!』


終いに頭しばかれためっちゃ痛い。

いや、もっと説明するとね、この痛みはしばかれたからの痛みじゃないんだ。


あの人の足が現れて顔面にぶつかりそうになったので

私は、蹴られる前に床に転げ落ちて若干受身そこなった肘が少し痛い。


『本当に暴力反対です!』


取り合えず、ガガガ文庫(620円)で頭を守る。


小さいな畜生!!


「テメーよけてんじゃねーよ」


めっちゃ不機嫌そうだ。


ざけんな、体鍛えまくってるアンタの蹴りを受けたら本気で死ぬわガチで死ぬわ。


あと、何で皆先輩に向って黄色い声援を送ってるの?

何でキャーキャー言ってるの?


ギャー!!!だろ普通


『本当になんですか?私を暗殺にでも来ましたか?いいですよそれだとまもなく胡桃も一緒にお陀仏ですよ』


「千秋の居ない人生なんて・・」

そういいながら彼女は屋上から飛び降りるだろう。


もしくは何か変な儀式的な何かが不思議な能力的な何かで私を呼び戻しそうだ… …一体何が彼女をそこまで動かすのだろう?


「安心しろ、お前を殺すのは胡桃との関係が無くなってからだ本題にはいるぞ」


何が安心しろなのだろうか?ってか私が嫌いな理由って胡桃が私を好きだからだろう?だったら関係なくなったら殺す必要ないじゃん、バカか?


しかし、私も本題を知りたい


『一体どうしたんですか?』


ガガガ文庫を机において、椅子に座らずもたれるようにする。いざという時に振舞わしてやる、そうだ119番に電話、アレ?110番?


なんてアホな事を考えていたが


「じゃあ本題に入るぞ」


天王寺先輩の怖ーい声により意識は覚醒した。

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