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1.きっかけは喫茶店⑨

♦喫茶店との関係


蓮と男たちが去った喫茶店には、綾と亭主のみ。

綾のパニック状態を見、亭主がテーブルに寄って来る。


亭主「大丈夫?」

亭主は綾の隣に立つ。

綾「…はい、すみません」

亭主はニコリと微笑み、


亭主「蓮さんは私の命の恩人なのですよ」


綾「恩人ですか…」

亭主「この喫茶店は3年前に借金が重なってね。悪質な取り立て屋が毎日来ていたんだ。その頃から蓮さんが来るようになってね。悪質な輩の借金を肩代わりし、追い払ってくれたんだ」


亭主「蓮さんは一般人には物腰柔らかでしょ。同業者に対しては狼の様に獲物を狙うんだ。ちょっと怖かったけど…。そして蓮さんが肩代わりしてくれた借金を返済しているってな事情」

綾「そうでしたか」

 (いい人なのだろうか…)

亭主「でも、蓮さんへの借金は利子なしの、返済期日もないの」

まったくね…と笑顔を交え呟く。


綾は蓮のコーヒーカップを眺めていた。


≪綾さんのタイミングで喫茶店に来てね。会えるのを楽しみに待っている≫

学生の恋愛かな、と思わせるようなメッセージが綾に届く。

綾は後ろめたい気持ちを抱えながら、何度か喫茶店へ足を運んだ。


蓮が優しく迎えてくれて、裏の人間だとは思えなかった。


いつしか、蓮との時間が楽しみになっていった綾。


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