表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/12

1.きっかけは喫茶店⑧

♦素性判明


男「頭!」

黒いスーツの男が5名程入店。

みんなガタイが良いため、蓮たちのテーブル横に並ぶと喫茶店が満員状態になった。


綾(なに??)


ホットケーキを食べる手を置き、目を大きくして蓮を見る。

コーヒーをゆっくりと置く。

男「頭、そろそろご出勤の時間です」

話をしていた男が綾をじっと見る。綾は委縮して微動だせず。

蓮「怖がらせるんじゃない、私の客だ」

男「失礼いたしました」

蓮「ごめんね、ホットケーキを食べている時に」

綾「いえ…(タイミングの話ではなく、そもそもあなたは…)」


関わってはいけない、関わってはいけない。人生が終わる…。


蓮「本当は正体を明かしたくはなかったよ。綾さんがあまりにも可愛いから…」

綾(私のせい??)


蓮「自己紹介させてね。

  長岡組、第15代若頭・紀成蓮きなりれん

  以後お見知りおきを」

綾(やっぱり、生きている世界が違う…)

蓮「ごめん、薄々は感じていたとは思うんだけど、綾さんをこっちに引き込むのはどうかと思って」

綾(では、さようならかな…)


綾の手に蓮の手が重なる。


蓮「惚れた弱み…? 綾さんともっと一緒に居たい」

綾「え……?」

鋭い眼光に見つめられると動けなくなる。

男「頭、時間が押しています。会長もお待ちになっているので、」

蓮「うるせぇな、分かってんだよ。少し黙っておけっ」

綾(素、素が…)

少し震えている綾の手を、蓮が大事そうに両手で包む。

蓮「怖がらせてしまって、申し訳ない。また会いたい」

男と綾との対応ギャップに唖然とし、綾は微動だにしない。

綾「…は、はい…」

蓮「それじゃあ、来週の土曜日に、ここで♡」



綾(やってしまった…!)

自己嫌悪の嵐が綾の頭を回っている。

病院に勤めているとはいえ、患者さんも一般人だし、あっちの世界とは無縁だった。


綾(無縁が普通!)


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ