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1.きっかけは喫茶店③

♦亭主?


あれから数日。

インフルエンザが流行し、綾は益々忙しくしている。

ふと、会計のヘルプに入った時、見たことのある患者さんがいた。


「三波さん、三波さん、お会計へどうぞ」


別の会計係が対応する。

会計カウンターに現れたのは、喫茶店の亭主。

綾「こんにちは、体調大丈夫ですか?」

綾が声を掛けたが、一瞬で誰か判別がつかなかった。


15秒ほど間があり、

亭主「ああ、お客さんか…。すみません、歳のせいか中々思い出せずに。こちらにお勤めでしたか、」

綾「はい、またサンドイッチを食べに伺いますね。お大事になさってください」


亭主は具合悪いが、笑顔をつくり病院を去って行った。



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