3/12
1.きっかけは喫茶店③
♦亭主?
あれから数日。
インフルエンザが流行し、綾は益々忙しくしている。
ふと、会計のヘルプに入った時、見たことのある患者さんがいた。
「三波さん、三波さん、お会計へどうぞ」
別の会計係が対応する。
会計カウンターに現れたのは、喫茶店の亭主。
綾「こんにちは、体調大丈夫ですか?」
綾が声を掛けたが、一瞬で誰か判別がつかなかった。
15秒ほど間があり、
亭主「ああ、お客さんか…。すみません、歳のせいか中々思い出せずに。こちらにお勤めでしたか、」
綾「はい、またサンドイッチを食べに伺いますね。お大事になさってください」
亭主は具合悪いが、笑顔をつくり病院を去って行った。




