表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/17

1.きっかけは喫茶店⑰

♦告白


喫茶店を後にした2人は、蓮の車で綾のアパートまで送っていくことになった。

“夜道は危ないからな”と蓮の言い分。

運転席の蓮を助手席に座り、ちょくちょく蓮を見る綾。

まだ胸がドキドキしている。

静かな空間で、鼓動の高鳴りに気づかれないか心配になる。


蓮「綾…」

綾「…はい」

綾のアパート前に車を停めた。

蓮「手ぇ貸して」

言われるがまま蓮に手を差し出す。


綾の手を取り、綾の手の甲に

ちゅっ…

ワザと甘い音が鳴るようにキスした。


悪戯っ子の目をして、上目遣いで綾を見る。

益々綾の鼓動は高鳴る。

蓮「俺、綾ともっと一緒にいたい」

蓮は綾の手を自分の頬に当てる。

蓮「迷惑?」

綾「め、迷惑じゃないです。

  私も蓮さんと一緒にいたいです…」


蓮「これから、俺の隣を歩いてくれるか?」

優しい声で問いかける。綾の手を少し震えながら握る。


いつもは怖いくらい凄んでいるのに、

こんなにも優しく、どこか怯えているよう…

蓮さんの気持ちが伝わってくる


断る理由がない。

綾「はい、蓮さんの隣…歩きたいです」


その言葉を聞いた蓮は、今まで見せたことのない安堵の笑顔で、

綾の手を自分の額に当てた。


蓮「…綾が好きだ」


真っすぐな気持ちを伝えていることが感じられる。


綾「好きです、

  蓮さんが…」


蓮は綾の後頭部に手を回し、

自分の額と綾の額をくっつけた。

2人の距離は急接近した夜だった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ