表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/12

1.きっかけは喫茶店⑫

♦カフェオレより甘い


喫茶店に入り、カウンター席に並んで座る。

綾はカフェオレを口に運ぶ。

強い視線が気になって、緊張感が解けない。

蓮は、コーヒー片手に綾の方へ身体を向け、じっと見ている。


綾(さっきからずっと見られている…。

  ヤクザに見られている、恐怖)


綾「あの、そんなに見なくても、髪も服も濡れていないですよ」

蓮「可愛いから見ている」

綾「…私がですか?」

蓮「うん」

綾は頬を赤らめ、顔を正面に向ける。


蓮が綾の頬を手の甲で撫でる。

まるで壊れ物を扱うかの様に優しく、ゆっくりと。

綾「あの…(恥ずかしいから、手を止めてほしい)」

蓮「なに?」

綾「いえ(ヤクザの圧が強い)」


暫く綾の頬を撫で続けた蓮だった。


2人が喫茶店を出ても、雨は降り続けている。

困ったなと表情に出すと、蓮が傘を綾に渡す。

蓮「綾、ごめん。今日は仕事で家まで送れないから、この傘使って」

綾「大丈夫ですよ。駅まで走ります」

蓮「風邪引かれたら困る」

急に正論を言われ、抵抗する余地なく、綾は傘を手に取る。


蓮「それに、

  男物の傘を使っていると

  彼氏の傘だって分かるじゃん」

綾(急に高校生…)

じゃあね、と蓮は車に乗り闇へと消えていった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ