親父にも怒られたことないのに!
コメント3件も来ててめっちゃくちゃ嬉しかったです^ ^
まあうち2件は怪文書っぽいけど・・・
「・・・明日も・・・来てね」
俺の膝で2時間寝続けた銀髪幼女はおもむろに立ち上がりそう言いつけ人波に紛れてどこかへ消えていった。俺はただただ唖然としていた。
「幼女、撫でてたらいつのまにか2時間も経っていた・・・」
その事実を口にすることで飲み込みようやく理解する。
なにあれ!?なにこれ!?うがああああああ。。待って待って待って、なにあの子!?めっちゃくちゃ可愛いじゃん!!!そんなこの頭を撫でてあげながら膝枕!?しかも明日の約束まで取り付けられてしまった!!!!これって・・・これってもう・・・
「人生勝ち組じゃん!!!!」
あ、やべ思わず叫んじゃった。周りからの目が痛い。ああ、恥ずかしい恥ずかしい。
俺は羞恥に耐えきれずその場から逃げ出してしまった。ちなみに視線が集まっていたのは銀髪幼女を撫でている時からかなり注目されていたが、そこはレイの知るところではなかった。
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「もう!!どこいってたの!心配したんだからね!」
羞恥から逃げ出して宿に逃げ帰った俺は、猫耳幼女から説教を食らっていた。なんでも姉から監視・・・というよりかは歳も近いし気を使ってやってほしいと言われていたらしく、やる気満々だったのにいざ部屋に行くといなくなっていたからだ。
だが最低でも昼時には帰ってくるだろうと思っていたが帰ってこず、探しにしていこうとしていたらしい。
だが俺も本来なら帰るはずだったんだ、と言い訳させてほしいものの、その鬼のような形相を見ると言い出せそうにない。というか勇気が出ない。
「いい、次からは外に出るときはちゃんというように!!わかった?」
「はい、すいませんでした」
ようやく解放された。多分30分くらいは続いたような気がする。食事処兼受付として使われるスペースで叱られていたせいで人目は昼時を過ぎていたとはいえまだあり、すごく恥ずかしくかった。今後は気をつけることにしよう。
俺はげっそりとしながらも自分の部屋に戻る。借り部屋とはいえ自分一人の空間になったことで安心しどっと疲れがくる。なんだかんだやっぱ初めてこの世界の人がいる場所に来たんでだ。そりゃ疲れるのも仕方ないと言えるだろう。
布団に倒れこむ。このまま今日は泥のように眠りにつこう。どこからともなく睡魔が襲ってくるが抵抗をせず受け入れる。まぶたが自然と視界に蓋をし、今日はもうお休みといってくる。思考はすでにそんな声も聞いていないのか深い眠りへ落ちてゆく。
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「ふわぁぁ〜よく寝た〜」
今は下の刻8〜9の間だ。この世界の時計は日本で言うところの短針しかなく正確な時間はわからない。つまり短針を見て分まで判断しなきゃならないのだがここの時計はそれが少しわかりにくい。
まあできないことを嘆いても仕方ない。てかそんなことよりお腹すいた。昼から何もお腹に入れていないせいでお腹はキリキリと痛んでくる。やめろやめろわかったから、今からなんか食うからその痛みを伴う自己主張を辞めんしゃい。
食事処に来るともう客はおらずみんな帰ったのか静寂が支配している。嫌な予感がして受付カウンターにいた奥さんに聞いてみるとやはり晩飯は終わっているらしい。外の店はまだやっているところがあるらしいがさすがに夜外を歩かせるわけにはいかないと事前に止められてしまった。
ムムム、困った部屋にまだ果物はあったはずだが果物が主食というのはいささか食べた気がしなくて・・・
「あーーー!いたーーー!」
「げっ」
昼間の猫耳幼女が現れた。まさかまた俺を怒りに来たのか!?怒られるのか・・・2度も怒られるのか・・・姉にも怒られたことないのに!
「もう、ちゃんと時間通りに食べに来ないとダメじゃない。はい、これ私の晩御飯だけど一緒に食べよ」
「え?・・・いいの?」
てっきり怒られるのかと思って身構えてしまった。てか君、それどこから取り出したの?
どこからともなく左手から現れた晩飯が乗ったトレイを片手に猫耳幼女はテーブルに座る。
「何ぼさっとしてんの、早くこっちに来なさい」
「あ、う、うん」
ポンポンと自分の隣の席を叩き呼んで来る。俺は命令されるがままそこにすわる。座ったことを確認した幼女は自分の晩御飯を取り皿に装って渡してくれる。
「はい、これがお肉でスープとパンにサラダ。はいフォークとスプーン」
「ありがとう」
されるがままに全て任せきりになってしまっている。なんだこの幼女、少し前まであんな鬼の形相で怒っていたことは別人なんではないか?と思うほど最初に抱いたイメージとかけ離れていて困惑する。
しかし世界も時間もそんな困惑など待ってくれない準備は整い「いただきます」という合図とともに食べ始めてしまった。流されて俺も食べているが無言になってしまって気まずい。なんとか話題を探そうとするも前世の頃から自分で話題を作って会話を始めるたちではなかったので何を話していいのかわからない。
「そういえばさ、レイくんに私の名前まだ教えてなかったよね?」
「あ、そういえばそうですね」
「あー敬語はつかわなくていいよ、てか3歳なんでしょ?すごいなー私なんてまだまったくわかんないや。ってそれちゃうそれちゃ、私の名前はカタリア気軽にリアお姉ちゃんって呼んでくれてもいいからね」
「わかり・・・わかったよカタリナお姉ちゃん」
「おおう、実際に言われるとちょっと恥ずかしいな。でもなんだろうこの胸を締め付けるような感じは・・・もっかい、もう一回呼んでくれない?」
「え、いいけど・・・リアお姉ちゃん」
「くぅ、いい、実にいい」
えっ、なになにこの人こわっ。なんか印象がこれのせいでまるっと変わったな。最初は怖く感じたけどこの限界化の様子を見たらもう可愛くしか見えなくなって来たわ。
そんな可愛いリアと一緒に食事をして今日の1日は終わった。
なんか後半脳死状態で書いてたから編集して書き直すかも。書き直した時は前書きで報告しておきます。