寒い日は、、、君とぽかぽかな会話。
僕の彼女と付き合って1年、知り合って3年になる!
僕の彼女とは、同じ大学で知り合ったんだ。
お互いの顔と名前は知ってたけど、、、?
話したこともないし、共通の知り合いもいなかったから。
特別、何か僕から彼女に話す事もないし。
僕たち二人は、そんな関係だったんだよ。
・・・でもどこかで、僕たちの歯車が回りだしたんだ、、、!
*
___僕には好きな絵があってね!
有名なブシスッカーと言う人の絵だよ。
___それが、どうやら、、、?
近くの美術館で見られるらしいんだ!
その絵を見に早速、僕は美術館に行く事にしたんだ。
___偶然なのか、、、?
彼女が僕の好きなブシスッカーの描いた絵を先に行って見ていたんだ。
『あのう? 柏崎さんだよね? この絵好きなの?』
『あぁ! 町田君も、この絵を見に来たの、、、?』
『ううん! ブシスッカーの描いた絵が凄く好きで! どうしても
直接見たかったんだよねぇ~!』
『私も!』
『じゃ! 一緒だね!』
『うん。』
▽
僕と柏崎さんは、15分ほどじっとブシスッカーの描いたこの絵をずっと
見ていたんだ、、、!
___何も話さず、絵だけを見てね。
*
___この日からかな?
僕たちの愛のキューピットが【ブシスッカー】だと分かったんだ!
僕と柏崎さんは、二人で居る事が多くなって、一緒に居ると、、、?
なんだか、安心するんだよね!
___僕たちの会話は?
いつも、大した話じゃないけど、ほのぼのしているよ。
『ねえねえ? 今日のお昼、おでんがいいな~』
『鍋が食べたい!』
『僕は、おでんがいい!』
『私は、鍋がイイ!』
『じゃ~どうする? 間を取って! カレーにしようか?』
『・・・えぇ!? 何の間なの? まあ~カレーでいいわ!』
『今! カレーが急激に食べたくなったよ~』
『もぉ~単純なんだから~』
*
___違う日は?
『今日は、寒いからマフラーがいるね!』
『手袋もいるよ!』
『私は?』
『もちろん! いるに決まってるだろう!』
『ウフフ。』
*
___こんな事もあったな!
『あのね? あのね? 自動販売機でホットのコーヒーを押したと
思ったら? 冷たいのが出てきちゃった、、、!?』
『何やってるんだよ~! どれ?』
『これだよ!』
『よし!』
【ガタガタン】
『僕のと変えてあげるよ! 僕はキミがいるからぽかぽかだからさ~!』
『じゃ~私が温めてあげるね!』
そう言うと、、、?
僕のコートのポケットに冷たい缶コーヒーを入れて、温めてくれた!
*
___そう言えば、、、?
今日は、僕が柏崎さんじゃなく! 【みう】と呼んでと言われた日。
『なんだか? 恥ずかしいよ~!』
『だって! ずっと柏崎さんって言われるのイヤだし! 今のうちから
ねえ? 早い段階で呼んでたら、慣れるから!!!』
『そうだけど、、、?』
『私だって! もう【綾斗】って呼んでるでしょ~!』
『・・・そうだけど。』
『じゃ~呼んでみて!』
『・・・み.み.みう、』
『えぇ!? 声が小さかったから、聞こえなかった!』
『アハハ~また、今度だね!』
『えぇーーーーえええ!?』
*
___でも気が付けば、、、?
ちゃんと呼んでいたよ!
『ねえ、みう? 今度、映画観に行かない、、、?』
『うんうん! 何の映画観に行くの、、、?』
『ホラー映画だよ!』
『えぇーーーえええ!? 嫌だよ! 私、ホラー映画キライだもん!!!』
『まあまあ! それなら尚更! 好きになるかもしれないよ!』
『ホント!?』
『うん!』
___映画を見終わったら、、、?
『すんごく、よかったね! 私、ホラー映画好きかも、、、!?』
『そう?』
『うん! また、観に行きたいな~!』
『いいよ!』
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僕たちの会話は、いつもこんな感じ。
幸せって! 案外、毎日の日常生活の中にあるモノなんだと気が付いたんだ。
みうといる事でね!
だから! 僕は、みうと一緒に居る時間が大好きなんだよ!
最後までお読みいただきありがとうございます。