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寒い日は、、、君とぽかぽかな会話。

作者: 七瀬





僕の彼女と付き合って1年、知り合って3年になる!

僕の彼女とは、同じ大学で知り合ったんだ。



お互いの顔と名前は知ってたけど、、、?

話したこともないし、共通の知り合いもいなかったから。

特別、何か僕から彼女に話す事もないし。


僕たち二人は、そんな関係だったんだよ。



・・・でもどこかで、僕たちの歯車が回りだしたんだ、、、!





___僕には好きな絵があってね!

有名なブシスッカーと言う人の絵だよ。


___それが、どうやら、、、?

近くの美術館で見られるらしいんだ!



その絵を見に早速、僕は美術館に行く事にしたんだ。


___偶然なのか、、、?

彼女が僕の好きなブシスッカーの描いた絵を先に行って見ていたんだ。


『あのう? 柏崎さんだよね? この絵好きなの?』

『あぁ! 町田君も、この絵を見に来たの、、、?』

『ううん! ブシスッカーの描いた絵が凄く好きで! どうしても

直接見たかったんだよねぇ~!』

『私も!』

『じゃ! 一緒だね!』

『うん。』







 僕と柏崎さんは、15分ほどじっとブシスッカーの描いたこの絵をずっと

見ていたんだ、、、!


___何も話さず、絵だけを見てね。









___この日からかな?

僕たちの愛のキューピットが【ブシスッカー】だと分かったんだ!


僕と柏崎さんは、二人で居る事が多くなって、一緒に居ると、、、?

なんだか、安心するんだよね!


___僕たちの会話は?

いつも、大した話じゃないけど、ほのぼのしているよ。


『ねえねえ? 今日のお昼、おでんがいいな~』

『鍋が食べたい!』

『僕は、おでんがいい!』

『私は、鍋がイイ!』

『じゃ~どうする? 間を取って! カレーにしようか?』

『・・・えぇ!? 何の間なの? まあ~カレーでいいわ!』

『今! カレーが急激に食べたくなったよ~』

『もぉ~単純なんだから~』




 

 ___違う日は?


『今日は、寒いからマフラーがいるね!』

『手袋もいるよ!』

『私は?』

『もちろん! いるに決まってるだろう!』

『ウフフ。』






___こんな事もあったな!


『あのね? あのね? 自動販売機でホットのコーヒーを押したと

思ったら? 冷たいのが出てきちゃった、、、!?』

『何やってるんだよ~! どれ?』

『これだよ!』

『よし!』


【ガタガタン】


『僕のと変えてあげるよ! 僕はキミがいるからぽかぽかだからさ~!』

『じゃ~私が温めてあげるね!』


そう言うと、、、?

僕のコートのポケットに冷たい缶コーヒーを入れて、温めてくれた!





___そう言えば、、、?

今日は、僕が柏崎さんじゃなく! 【みう】と呼んでと言われた日。



『なんだか? 恥ずかしいよ~!』

『だって! ずっと柏崎さんって言われるのイヤだし! 今のうちから

ねえ? 早い段階で呼んでたら、慣れるから!!!』

『そうだけど、、、?』

『私だって! もう【綾斗】って呼んでるでしょ~!』

『・・・そうだけど。』

『じゃ~呼んでみて!』

『・・・み.み.みう、』

『えぇ!? 声が小さかったから、聞こえなかった!』

『アハハ~また、今度だね!』

『えぇーーーーえええ!?』







___でも気が付けば、、、? 

ちゃんと呼んでいたよ!


『ねえ、みう? 今度、映画観に行かない、、、?』

『うんうん! 何の映画観に行くの、、、?』

『ホラー映画だよ!』

『えぇーーーえええ!? 嫌だよ! 私、ホラー映画キライだもん!!!』

『まあまあ! それなら尚更! 好きになるかもしれないよ!』

『ホント!?』

『うん!』



___映画を見終わったら、、、?


『すんごく、よかったね! 私、ホラー映画好きかも、、、!?』

『そう?』

『うん! また、観に行きたいな~!』

『いいよ!』





僕たちの会話は、いつもこんな感じ。

幸せって! 案外、毎日の日常生活の中にあるモノなんだと気が付いたんだ。

みうといる事でね!



だから! 僕は、みうと一緒に居る時間が大好きなんだよ!




最後までお読みいただきありがとうございます。

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