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#70 初めてのダンジョンに潜り込んだ件

 やっとあれから7日。雅は結構な頻度で俺に泣きついてて、でも励ますしか出来なくてかなり困ってしまった。

 結果、見舞いに来た4人の内3人を路地裏につれ、完治早々お説教タイムが始まる。

 「どうしたのぉ、路地裏になんか呼び出してぇ?もしかして、4Pでもする気かなぁ?」

ルナがそう言えば、ルチアは顔を赤らめ、

「4Pですか...ハァ...。良いですね、3人同時に美味しく食べられそうですから...ハァ、ハァ...。」

とナチュラルに問題発言をしてみせる。

「4Pって何、悠人?」

こっちは天才を自負しておきながらかなりの純粋さを見せつける。

 「はぁ...。」

俺は呆れの溜め息を付いて、文字通り頭を抱える。アリシアはともかく、ルナとルチアとには問題が多過ぎる。

 「お前らな...。」

「ど、どうしたのぉ?そんなに怖い顔してぇ?」

「お前ら、雅にめっちゃ迷惑かけたろ。何度も俺に泣きつきに来たぞ。」

俺が彼女らに向けてそう言うと、

「ごめんねぇ、悠人。」

「ごめん、悠人。」

「すみません、悠人。」

何故かこちらに向けて謝ってくる。

「おれじゃないだろ。」

俺はそう返して、病室で待っている雅の元へ戻す。

 すると、彼女らはすぐに雅に寄り、

「ごめんねぇ、雅ちゃぁん。」

「ごめんなさい。」

「迷惑をお掛けてしてすみません。」

と謝罪する。特に、ルチアは頭を斜め45度に傾け、本格的な謝罪会見を開く。だけど、優しい雅は

「そんな、別に良いんですのよ。あなた方を統率する力がわたくしに無かったせいですので。」

と自虐に走る。優しすぎるな、雅。俺はそう思いつつ、ギルドへ向かいクエストを受ける。

 その手続きの際にカウンターの人に心配されて、俺は

「大丈夫です。」

と返して、4人と共にギルドを出ていく。魔王軍幹部を死なずに討伐したお陰でDからCとなっていたランクもBまで上がり、しかも最近ランクBで向かえるダンジョンが発見されたのだ。で、今回受けたのはそこの探索クエストの内1つ。

 

 そこまでは町をいつもの門から出て、プロスペレの森へ。そこからさらに茂みを進んだこと約10分。発見されたばかりは地下に遺跡が隠れていたのだが、今は魔法により整備され簡単に入れるようになっている。

 発見された際に付けられるダンジョンの名は発見者の名「フロリス・アルメニア・イリヤス」から取って、フロリアスダンジョン。

 俺からすれば、そしてこのパーティーでは初めてとなるダンジョン。フロリアスダンジョンと名のそのダンジョンへと総勢5人のパーティーは潜り込んでいった。

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