表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/202

#7 超大型との一騎討ちが勃発した件

本日の2話連続投稿。これが、最後の、2話目です。

 「『ハイスピード』っ!」

俺は、そう唱えて、逃げようとする。しかし...。

「逃がさんぞ、小僧。」

超大型は俺の前に立ち塞がった。逃げられらない。

「あの、そこを通してはいただけないでしょうか?」

俺は、心から敬意を表明する。

「通りたければ、力ずくで通るが良い!」

超大型は威張る。クソッ!こうなったら、やるしかないか!

 「そっちから、来るが良い!小僧!」

超大型は体を揺さぶりながら、俺を煽ってきた。クソッ!舐めやがって!絶対、ぶち殺してやる!俺は、高く跳び上がり、超大型の後ろに回った。そして、「カサカサ」で怯ませてから、「ハイスピード」で一気に距離を詰めて、ガブリ!

 「姑息な真似を!」

超大型は尻を振り、僕を飛ばす。しかし、俺は空中で状態を起こす。それから、安全に着地し、壁を上って、屋根の下に張り付いて、上からガブリ!

 「姑息な真似を!」

超大型は体を上下に揺らして、俺を上へ飛ばす。何度やっても同じだ。俺は空中で体を起こし、屋根の上に乗ったあと、「ハイスピード」からの大ジャンプで反対の屋根の上へ飛び移る。それから、「ハイド」をかけて、「ハイスピードで下に降り、横をガブリ!

 「姑息な真似を!」

超大型は頭を振り、俺を壁に叩きつけた。今のは、かなら効いた!だが、何度でも噛みついてやる!ガブリ!ガブリ!ガブリ!と、そいつの上やら、横やら、後ろやら、時には前やらを何度も噛みつき、甲殻をボロボロにしてやった。しかし、俺の方もボロボロだ。今、俺の体力は1/3しか残っていない。

 「ハッハッハッ!中々、やるではないか!小僧!面白いぞ!」

ったく、何で上から目線なんだよ!お前だって、危ない状態なんだぞ。そこんとこ、しっかり理解しろよな!このデカブツめ!

 「おらぁ!」

ガブリ!

「こんにゃろー!」

ブン!

「ぐはっ!?」

ドン!

「まだまだー!」

ガブリ!

「クッソー!」

ブン!

「よっ!」

ピト!

「何っ!?」

ビクッ!

「『ハイスピード』っ!」

カサカサカサカサカサ...。

 俺は、屋根の上へ上ぼった。それから、

「『ハイド』っ!」

と唱えてから、ゆっくりゆっくり奴に近づき、巨体の下へと潜り込んだ。ドクドクドク...!と、心臓の音が聞こえてくる。これは、俺の心臓ではない。あきらかに、こいつの心臓だ。俺は、今までよりもさらに、姑息な考えを思い付いた。

 俺は、「ハイド」をかけたままで、心臓の音が最も大きく聞こえるとこらを探した。

「あった!ここか!」

俺はそう呟き、そこにガブリ!

 「姑息な真似を!」

超大型が俺に全体重をかけてくる。ヤバいぃぃぃ!死ぬ!死ぬ!死ぬ!死ぬ!死ぬ!死ぬ!死ぬぅ!だが、このチャンスは逃せない。俺は、そいつの噛んで、噛んで噛みまくった。ガジ、ガジ!ガジ、ガジ!

「フハハハハハ!我輩の心臓が食い尽くされてるか、お前が先に圧死するか賭けをしようではないか!」

や、やめろぉ~!賭けとか運勝負しゃねぇか!幸運指数1の俺じゃ、賭けに勝てるわけねぇだろ!だ、だがっ!諦めたらそこで試合終了だ!俺は、薄くなった超大型の胸の肉を引き千切る。すると、ドクドクと動く心臓が顔を出した。

 「死ねぇ!」

ドシン!超大型は、さらに体重をかけてくる。マジで死ぬ!死ぬ!死ぬぅ!だか、諦めるわけにはいかん!

「おりゃぁぁぁ!」

ブチ、ブチ、ブチ!俺が心臓に噛みつき、そのまま、引っ張ると、血管ごと千切れ、切れ目からたくさんの血が流れ出した。こ、これは別の意味で吐き気がする!俺は、「ハイスピード」を唱えて、奴の下から脱出した。

 「小僧...。お前の...勝ち...だ!」

超大型はそう言いのこして、息絶えた。

「勝っちゃった...。」

俺は唖然とする。

「やっしゃぁぁぁ!」

俺は、ピョンピョン跳ねまくって、喜びを表した。

 そして、俺の体に変化が現れた。尻が伸びた?横も伸びた?一部だけだけど。それに、頭の上の方には小さな切れ目が出来た?あと、目が頭の上と下に?体からは銀色の何かが?ハッ!まさか、これは...!

 尻が伸びたのは、尾びれが出来たから。横の一部が伸びたのは、背びれと腹びれ、胸びれ、臀びれが出来たから。そして、頭の上に出来た切れ目は口、やがて、そこからは鋭い歯が生えてきた。目も、横は横に移動したようだ。それに、周りの物が丸く見える。

 ってことは俺、魚になったのか!?つまり、進化したってことだよな!?

「よっしゃぁぁぁ!」

俺は、ピチピチと跳ねて、喜びを表した。今日は「不幸だ」と嘆かずに済んだぞー!イェェェイ!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ