仕事
では私が働き始めて、職員としてしていた事を書きます。
最初はK市にあるK寮で、K寮に着いてすぐ寮生が健康に生活しているかそして居なくなったりしないかを確認する為に
全部屋をチェックします。
この朝のチェックで大体規則正しい生活をしているか分かります。
酒を呑んだりしている人は朝ごはんを食べてなかったりしている為
起きてない時もあり、部屋が散らかっていれば精神的に不安があるとわかる人も居ます。
実はこの仕事は私が入社した時はこの仕事のはありませんでした。
理由は2回目の受給日の時に、50代のアルコール依存症の方が心筋梗塞で亡くなって居たからです。
この時初めて亡くなった人を見てとても辛い想いをしました
しかも前日に酔っ払って何を言っているか分からないですがコーヒーを買ってきてくれる優しい人だったのです。
仕事の話に戻ります!
全員の部屋を見終わったら次に1000円支給を配ります。
その後はまだ生活保護を受けてない人の為にチケットという売店でのみ使える前払い制の紙を渡して使う人は使って頂きます。
このチケットは強制ではないので希望される方のみの配布となります。
この配布が終わったら売店を開けて、買い物する方の対応をします。
この間8時~10時の間にこの作業を済ませます。
この後は平日なら生活保護の申請者がいる場合は市役所に行って代理申請と面談を受けて頂きます。
無い場合は宗教法人が経営している為お地蔵さんと仏間の掃除と線香を上げたら
空き部屋の掃除、K寮には他の寮に移動する前の待機部屋もある為、その部屋の掃除等を行います。
施設の設備保全の為、浄化槽のチェック清掃
その他の時間は寮生とひたすら話します。
部屋を回ったりして健康状態や就活状況、悩み相談を聞いて回ります。
17時になると寮生の中には食堂で料理を作ったり、配膳の係に着いている方が居ますのでしっかりと働けているかどうかや
小さいグループでは気付かない内にイジメに発展する可能性があるので、人間関係をチェックします。
料理をチェックして味が濃すぎないかの味見をした後
寮生がご飯を食べている姿をチェックした後本部に売店の売上を持って帰ります。
本部に帰ったらミーティングで今日は何か気になった事が無いか話し合います。
そして次のイベントに関する事を話し合う事を行って本部の食堂でご飯を食べて仕事は終わりです。
しかしこれは他の職員です
私はパソコンに耐性があり、色々勉強と他の職業で身につけた知恵があった為
責任者を沢山任されて居たので今書いた仕事の他に沢山あったのです。
まずは監視カメラの設置、管理
イベントの為のスケジュール管理、調整
全職員の連絡事項の伝達
寮生の顔写真、プロフィール入力、病気情報の管理
各寮の空き部屋、利用可能かの管理
社会復帰出来そうな人の寮内での仕事で活用+お小遣いを渡す(自発的仕事)
各寮の設備修理(浄化槽保全、ペンキ塗り等)
食材・売店商品仕入れ、配達の管理
事務作業
土曜日のみカレー作り
日曜各寮への売店商品の配達の仕分け
消防設備の書類作成、申請
消火器管理
マスコミ対策等
これだけの仕事をしていました。
その為、仕事は23時までしている事が多い
その他にも40・50代職員から
若い時は休みなんて要らないという言葉により
日曜はほとんど売店商品の配達を行っていました。
仕事が多すぎて正直辛い毎日でした。