8月16日18時頃
「松ちゃん、こんばんわ。」
「あー、お婆ちゃん。こんばんわ。」
18時頃、買い物帰りに近所に住む下木さんにあった。何時もニコニコとしており、品のいいお婆さんで、私は彼女が大好きだ。
「なぁに?お婆ちゃんも買い物帰り?途中まで荷物持とうか?」
片手に袋を提げているのを見て家も近いしついでと思って尋ねた。
「いいえ、これは松ちゃんにあげようと思ってね。
私の庭でブルーベリーが沢山採れたからお裾分けしようと思ったのよ。」
「わ、いいの?こんなに沢山!ありがとう。」
「いいのよ、松ちゃんにはとても良くしてもらっているし、本当の孫の様に思っているもの、遠慮しないで。」
それを聞いてとても嬉しく思った。
「じゃあね、松ちゃん。お仕事お疲れ様。」
「ありがとう、お婆ちゃん。また遊びに行かせて貰うわ。」
家に帰るなり、早速ブルーベリーの入った袋を覗いてみた。
「立派なブルーベリーばかりで美味しそうー!!」
早速さっと水で洗って摘まむ。
「ん~~!プチプチしててジューシー。味が濃い!おいしいー。」
5、6個摘まんであとは昨日冷やしたライスプディングて和えて食べることにした。
「ぷりぷりのプディングとブルーベリーのプリっと感が堪らない。甘さ控えめだからよりブルーベリーの酸味と甘味が感じられておいしいー!! 」
元々が米を使ってるライスプディングに牛乳と果物で夕食を食べるでもなく満腹になる。
「美味しかったー、まだいっぱいブルーベリーあるし、明日は何を作ろうかな。」
そっと野菜室に仕舞った。