何もない
ドアを開けて入ると中はかなり小さく家具もほとんどない、木製のアクセサリーがチラホラあるぐらい
「ここは、いったい?」
「さぁ?」
「フギもスペナもわからない?」
「申し訳ありません」
「すみません」
「あ、ここって」
「強欲?知ってるの?」
「え、あ、うん、その名前は言えないけど見栄っ張りがいた場所!」
「虚飾ね」
「なるほどだから外観と中が違うわけですね」
「ここから虚飾の凶呪具を確保したのですか」
「私も凶呪具って言われたいな〜」
「ん?ん〜?」
なんだろ、見られてる?凶呪具は分かりにくいな
「どうしました?」
「フギ、本当に共和国が虚飾を封印したの?」
「え?はい、確かにこの目で王冠が封印されているのを見ましたが」
「ふ〜ん?」
「何か気になる事が?」
いや気になる事って言うか
「王冠はどんな物だったの?」
「え?金メッキの王冠でした」
「………たぶんそれ、違うよ、虚飾の凶呪具はこの建物と中にあった木製のアクセサリー」
「!?」
「確かに、虚飾の割に飾っている物が小さいですね、この建物が虚飾の凶呪具と言われた方が納得しやすいです、でもアクセサリー?」
「うん、だって強欲もそうだったけどアクセサリーだったし、それにわざわざ金メッキの王冠が凶呪具に見えるぐらい分かりやすく置かれてただろうし」
確実に王冠に目が行く様にしてた、自分に自信が無くて自由で居たい、見栄を張る為に
「どうします?」
「別にいいんじゃない?ただのゴミだよここは」
「ゴミじゃない!!」
「出て来たね、見栄っ張り」
「〜〜〜!」
「戻ろうか、じゃあね虚飾」
「もう!来るな!!」
「誰も来ないよ、見栄を張る相手も貴方を見る人もね」
「……………」
「貴方の存在意義がなくなるとどうなるのかは気になるけどね。みんな〜降りるよ〜」
全員外に出て行く
「…………次、誰か来るかな?来る、よね?」
あ、そうだ!
私はあの女にマーキングしよう!そうすれば!また!バレなければ大丈夫!私は隠すのは得意だし!
変な事してくれたね、マーキングかな?………はぁまた会いに来るとするか
「次はどうしますか、フシン様?」
「ん〜?ん!?」
(軍の簡易基地テントに異次元倉庫が出来ました)
「強欲?」
「なんか、出来ちゃった!」
「…………まぁいいやアイテムの整理お願いね?」
「はい!リストも作っておきます!」
「アイテムを盗るなよ?」
「あ、は、はいぃぃ!」
何か盗ってるなこれは
「何を盗んだ?」
「しょ、食料」
「…………お腹空くの?」
「いや、趣味」
「そう、使い過ぎないでね」
「は〜い」
これでいいかな、とりあえず
「そうだ、フシン次はどこにテントを置いて置くんですか?」
「ん〜〜実は、帝国の領土のどこかにテントを置くつもりだったけどね」
「あ〜なるほど」
フギはスペナを見ながら頷く
「確かにそれはそうですね」
「どうしました?」
「ん?なんでもないよ〜」
「そうですか?」
「うん」
さて何処にしようかな




