呪いの本領と帝国
「ん?呪いが発動した?」
「どういたしました?」
「なに、呪いが発動したのだ、どのような愚か者かな?ふむ、スペナかあいつは確か最初の方で出た不良品だったか?」
「はい、『人』に近過ぎたので……不良品ですね」
「あいつに呪いが発動したか、私達の命令を達成出来ず戻って来たわけだ」
あいつなら達成できると思っていたが無理だったか、まぁいい不良品の呪いが発動したのなら確実に死ぬ、他の呪いならまだしも不良品の呪いは特別だ死ぬまで体を蝕み続ける、持って精々二日と言った所かな?
「そんな事より旅人に軍を持ってる者がいるらしいです」
「そんな事よりも不良品が最後に送って来た『戦力報告書』アレの内容が気になる」
「アレですか?しかしアレで気になる所はテイマー程度では?」
「そうだ、正確には従魔の方だがな」
「なるほど」
「共和国の戦力、聖騎士、騎士団、神官、冒険者どの戦力もまだ不透明なのだからな」
「新しくスパイを送っておきます」
「頼むよ?我らが王のためにね」
「は!!」
「現王女には頑張ってもらわないとね」
「っ!呪いが!」
「女王様!?大丈夫ですか!」
「ぅ、だ、大丈夫、心配しないで」
「しかし!」
「心配するくらいなら昔みたいに一緒に遊んで!!」
「え、えぇ〜、本当ですか?呪いの代償は?」
「大丈夫!一人程度の代償ならね!!」
「そ、そうですか、なら、そうですね絵しりとりでもします?」
「うん!」
大丈夫そうですね、よかった
「王女様、失礼します」
「はい、どうしましたか?」
「先程最新のホムンクルスが完成しました、そのため前機唯一の不良品を処理します!」
「いいえ、牢に入れておきなさい」
「……………………ち、はい」
たかが王女が、後で執事長に言っておくか
「よろしかったのですか?」
「何が?」
「反論して」
「いいでしょ、多分」
「ん?あ!呪いが消えた!」
「そうですか、となると死んだか逃げ切ったか」
「多分、死んじゃった」
「そう、ですか」
「うん」
誰かは知らないけどごめんなさい




