殺しと共鳴
ジャックちゃんはどうしよう?街の外にテント張ろうかな?街中よりは安全か?よし街の外に行こう
テントを張って!?デカ!?なんで前は少し大きめのテントだったのに今は超がつくぐらいでかい!体育館ぐらいかな?まぁ使える所が増えたからいいか?
「ん?ここは?」
「ジャックザリッパーちゃん?私の軍に入る?」
「…………私のやりたいことが終わったらな!
「やりたいこと?」
「あぁ、この街の貴族を殺したい!」
「…………面白そうだね、手伝っていい?」
「は!?お前に人が殺せるとは思えないが?」
「だとしたら、君の目が腐ってるね」
「…………」
何言ってんだこいつ、だったらここでの罪全部被せてやる!
「さてじゃあ行こう!」
「ち!あぁそうだな」
さて何処の家かな?でっかい家?豪華な家?
「こっちだ!」
時計塔の近く?家なんてないけど?いや奥にでかい家がある!でかくて豪華な家だった
「この家の全員だ、メイド、執事、衛兵全員殺す!」
「じゃあ行こうか」
「まて」
「なに?」
「共鳴」
何?共鳴?……!?ジャックが私の中に?
「?」
「どうしたの?」
(いやなんで乗っ取れないんだ!!)
「精神関係は私に効かないよ」
さて行こうか
(そういえば殺し方はなんでもいいの?)
(…………あぁ)
(なんでこの家の人殺したいの?)
(なんとなくだ)
(そう)
本当だなこれは
さて何処からやろうかな?門番は1番最後外の人にバレる可能性があるからね
まぁそもそも私が見つかるなんてことほとんどないけど。庭師?
ゴキ!ドサ
1人目。家の外にはもういないな、家の中に行くか、さて誰かいるかな?…………!何あのメイド私を見てる!?気のせい?な訳ないな。
あいつの周りには執事かな?2人、メイドが5人か、となるとあのメイドはメイド長かな?
「そこの侵入者止まりなさい!」
「やだよ」
「そうですか、では排除します」
ナイフが飛んで来る、でも取れるね
パシ
「遅くない?」
「そうでしょうか?」
「うんだってもう君しか立ってないよ?」
「え?」
メイドが後ろを見る、全員倒れてる
「なんで」
「私1人じゃないからね」
「そう言う事」
ジャックザリッパーがナイフを刺そうとする
「殺すな」
「なんでだ?」
「私はこのメイドを軍に入れる」
「何!?殺す?軍?どう言う事だ!」
「私はここの奴等は全員殺すと言ったはずだが?」
「じゃあこのメイド私の捕虜にするこれなら?」
「ち!わかった!わかったよ」
捕虜なら殺せる機会あるだろ
「私は捕虜になんかにならない!!」
「なる、ならないの話じゃあない、貴方に決める権利もない」
「!」
ナイフで切り掛かって来る
カン
「無駄だ」
首を絞める
「が!はな、せ」
「私の方に来る?」
「だれ、が!」
「そう」
首を絞める力を強める
「や、めろ」
抵抗が弱くなる、死にかけだね
「どう?来る?」
「………………行く、から、たす、て」
手を離す
「はぁ、はぁ」
「これからよろしくね?」
「いつか寝首を掻いてやる!!」
この人少しだけ強いから補給隊に入れよう、メイドだしね。
「さて、欲しい物はあとスターだけだから殺して行こう」
「「はぁ!?」」
この侵入者(女)イカれてる!なんでこんなさらっと別の事に感情もなく切り替えれる!?
「いや、ねぇジャック」
「なんだ?」
「もう全員やっていい?」
「いいぞ」
そう答えたすぐあとに家の生命の力は二つになった
一つはこのメイドもう一つはあいつだ私はナイフに宿っただけだからな
「終わった、帰ろ」
「…………おう」
私なんかよりやばい奴だなこいつは
なんなんですかこの侵入者は!?




