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夜多乃鴉  作者: はりまる
夜廻編
5/21

5話

初「嘘!漆喰が避けられた!?」


直線的に伸びる黒。その上を滑り落ちる楽。


楽「うん、発動が早い。でももっと早くしないとね」


楽は初の肩をそっと触れる。


楽「祭」


初は膝から崩れ落ちた。


虚「初!」


楽「ダメだよ、よそ見しちゃ」


虚(今さっき地上に居たろうが!なんで目の前に)


楽「いるんだ。ってね、そりゃ八頭だからね」


虚「鐵…」


楽「思考より先に動かないとダメ。残念」


左肩に酷い衝撃が走る。


楽「あ、ごめん。ちょっとだけ骨やっちゃったかも」


楽の顔は合掌していたが少しだけ笑顔に見えた。


直後、全身に衝撃が走る。


地面に叩きつけられた。



楽「あとは麓だけだけど…その血大丈夫?結構出てるみたいだけど」


麓「二十秒」


楽「それじゃやろうか」


麓「血鬼槍術―捲り」


溢れた血は槍状になり、地を這い、楽へ向かう。


楽「神術に外術、それに鬼術。今年の羽は高くまで羽ばたけそうだ」


楽しげに襲いかかる槍を避ける。


楽「ちょっと流しすぎかなぁ」


麓「血鬼針術―千…」


そこで意識が途切れた。



楽「いやぁ…ちとやりすぎました」


「弁えろ」


楽「ま、今年は豊富ですね。3人とも足になれそうですわ」


「天虚・溟初・陸麓の3羽。入隊を命ず」


楽「これであいつらも羽合の衆、どこまで高く飛べるか」


「将又、地を掴むか」


楽「まずは特殊治安維持夜間部隊―夜多乃鴉―八頭の童子、3名の面倒を見ますか…」


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