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夜多乃鴉  作者: はりまる
夜廻編
21/21

21話

楽「ま、それは置いておいて。夏休みに強化合宿と試験ね」


虚「試験?なんの?」


楽「え、中衆だけど」


虚「…え?中衆になったら一人前で独り立ちするんじゃ…」


楽「だから言ったじゃん3年間教えるって。中衆どころじゃなくて3年で上衆になってもらうから」


麓「…?」


虚「3年で上衆になれるんすか?」


楽「余裕余裕。僕1年半でなったし」


虚「うん…?」


初「夜多に入ったのが6歳…一年半でなったってことは、7歳で?」


楽「あ、僕夏生まれだからなった時は8歳かな。ちなみに頭になったのは10歳ね」


麓「…?頭になってから10年?」


楽「まぁ、そう言うことかな。自慢するわけじゃないんだけどね」


虚「めっちゃ勝ち組…!羨ましい…!」


初「ちなみに…下衆と頭のお給料ってどれくらいの差があるんですか?」


虚「気になる!」


楽「それはね…」


耳打ちされた初が憤った。


初「鰻追加で!」


虚「俺も!」


麓「同じく」


楽「おいおい…」


結局、鰻を10匹食べられた楽であった。


―


楽「まだ半分以上話してないんだけど…財布空っぽよ…経費で落ちないですかね」


「無理ですね」


楽「頭同士いいじゃん…」


「上に立つもの先頭に立って身を切ってください」


楽「切るのは異形だけでいいんだけどね」


「知りません」


―


楽「だからさぁ、まだ夏休みの強化合宿について話してないじゃん」


虚「あ、先生の給料が高いので終わったんだっけ」


楽「そうそう。んで夏休みは海外合宿だから」


『ん?』


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