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夜多乃鴉  作者: はりまる
夜廻編
13/21

13話

虚「すご、現代技術すご」


楽「右上にあるのが今脱走中の人、顔が合えば自動で照合してくれるから。しっかり周り見てね」


初「はいほー」



楽「それじゃ僕は上に行くから。みんなは下で」


初「あれ?どうしたんですか?」


楽「紛れ者がいるみたいだから。ちゃんと探しておいてね。見つけた人にお金もらえるからね」



楽「困るんだよねぇ。こっちは僕たちでやるって言ったでしょ」


「基本早い者勝ちって決まっているだろう」


楽「そのための通信だろう、これだから鳥頭は…」


「一応、お前の先輩だからな」


楽「年だけじゃない?入った年数も八頭に入ったのも僕よりあとだよね?」


「調子に乗るなよ」


楽「いや、規律違反をしない方がいいと思いますけどね」


「規律なんて破るためにあるようなもんだろう」


楽「頭がこんなんだから鳥頭の人間が増えるんですよ。そろそろご辞退するのがいいんじゃないですかね」


「童が…」


楽「技、使ってもいいですけど、今インカム展開してますからね。証拠になりますからね」


「チッ」


楽「それじゃお邪魔しないようにお願いしますねー。八頭の鳥頭パイセン」



虚「女ですか」


楽「そうだねぇ。めんどくさいのは変わりないかなぁ」


初「あ、反応ありました」


楽「初ナイス!」



初「一般人に術って使っていいんですか」


楽「昏倒させるのが目的だしね、いい夢みてると思うよ」


虚「その術って初が受けたやつだよね。あれって実際どんな術なんだ?」


初「私の時は楽しい時間を過ごしただけだけど…現実と区別付かなくなるから…」


楽「幻術の一種。ま、やりたい放題なんでもできるから」


虚「やりたい放題…」


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