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妹:2月(1)

 今の時代、古い習慣になってしまったらしい……。

 しかし、毎年、私は秘書から義理チョコをもらう事になっている。

 私のような年寄が引退するのを機に、この習慣もやめるようにすべきかも知れない。

 今年や来年と云う事は有るまいが……十年以内には一線を退き、若手に道を譲り……さて、その後は、どう生きていく事にしようか?

 今年は……秘書の手作りチョコだった。

 箱の蓋を開けると……そこに有ったのは……。

 チョコの上に有ったのは……何だ……これは……?

 新聞記事のコピーだ……。それも……様々な新聞の……。

 だが、報じている内容は同じ……でも……そんな馬鹿な……。

 良く見ると、赤いペンで、新聞名と日付が書かれていた。

 どの記事にも……「本日午前中」と書かれている所を見ると……夕刊の記事なのだろうか?

 二〇〇×年三月十四日……。忘れもしない……私が……ずっと仕事一筋だった私が……四十半ばを過ぎて、初めて結婚し……家庭を……。

 いや……何かがおかしい。記憶に……曖昧な点が……。

 うわああああ………っ。……お……思い出した……私は……私は……。


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