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22 伯爵様への謁見

お昼ごはん。

貧困層だと食べなかったりもあるそうですが、出るのでしっかりいただきました。

非効率極まりない状態です。


そろそろ時間ということで礼拝堂へ移動することに。

ローブを着て杖を持って。階下の剣はまだ出来上がっていないので放置。3Dプリンターってこんなに遅かったっけかなぁとも思ったけどナノマシンやらマイクロマシンに作業をさせるから遅くなるんだよね。分子結合でエネルギーも必要だし。で、3Dプリンタってなんだっけ....。


部屋から出ると、部屋の外の守衛の人が変わっていました。

ジェナが左手でよくわからないハンドジェスチャー。それに対して右手で別のわけのわからないジェスチャー。あたしは、軽く会釈だけ。


ジェナから鍵を受け取ってカチャリと施錠。いろいろあったので厳戒態勢でいきましょう。

とりあえず、ローブのフードを深めにかぶって。補助脳による第六感を働かせることにしました。弓で狙われるのもいやですから。周囲500m以内での出来事がカバーできてるはず。ちょっと強めに想っておけばそんな感じになるはずです。ですよね? たぶんそうです。


内廊下をつたって礼拝堂へ。礼拝堂にはいると、一番奥の裏の部屋へ。

部屋に入ったら伯爵様らしき方がいらっしゃいました。


「ようこそ、聖女クレア様。」


はい?誰ですかソレって、あたしですか?とりあえずびっくりして口も開けないので会釈だけ。


「いろいろ話はあるのですが、まずはこちらへ。」

さらに奥の部屋を勧められる。伯爵様は右手を下45度にかかげる。どうやら、ジェナは待機らしい。


そして扉をくぐった先は....。なんか既視感のあるような。滞在している部屋のあのドアを見たときのような感覚が。


「さいきん、託宣の水晶がおかしくてできればクレア様に確認していただけないかと。」

「はい。」って、あたしは修理屋さんですか!? なんか、魔王を倒してくれとか無茶振りされても困りますが、立体映像装置の調整!? あれ?いまなんってったっけ?

とりあえずあたりを見回してみる。『点検口』『工具入れ』『予備品保管庫』なんかそれっぽいマークが。


これって、あたし達がこの世界を管理してるの?


「あの~」

「なんでしょう?」

「コレ読めますか?」 予備品の字の書かれたところを指差してみる。

「いいえ、なにやら模様があるのは知っていましたが....」

「わかりました。しばらくこの部屋で一人にさせてもらってかまいませんか?」

「はい、お願いいたします。」

「かしこまりました。」


さて、補助脳さんの出番です。

これって、あたしじゃなくてもよかったんじゃない?と思ったけど、結局だれでもいいからあたしだったんだよね。とほほ。


タイトルを勇者→聖女。いや修理工に変更しないといけないような気がしてきました。修理工はきっと一時の気の迷い。でも、聖女様は考えておきます。

本当は4話くらいでここまでくるつもりだったのですが....一回の投稿が1000文字程度なので改めて章立てするとそんな感じなのかもしれませんね。

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