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16 尋問

縛られた二人の意識を正常に戻すべく、

補助脳経由でナノマシンへ酩酊している物質の分解を指令する。


多少正常に戻ってきたところで、男は縄を抜けようともがき始める。

ダンとレオがひざの関節を踏み、男をけん制した。


「さて、どこからはじめようかね。」 レオがどすの利いた声で話しかける。


「幸い、二人居るから先にしゃべったほうは伯爵様に、保護してもらうように進言するよ。毒まで使ってお客人を殺そうとしたってところで、首謀者を教えてもらわないとね。当然元には戻れないから伯爵様にかくまってもらう。家族が居るなら取り返すし。この伯爵領内での仕事も与えられる。まぁ、仕事も非合法のモノしかできないかもしれないけどたくさんあるからね。本当は身の保障もしたくは無いんだ。できるだけ寛大な処置はするよ。」


二人の男は脂汗びっしょりで固まっている。


「あのー、自白させちゃえばいいんですよね?」

「お嬢ちゃん、そんなことできるのか?」

「た、たぶん。」 補助脳とのインタラクティブ会話を思い出して、マッチ売りの少女ができるのならそれくらいできそうだよね。

「ふむ。それならそのほうがいいな。」

「じゃぁ。こっちの人にちょっと試して見ます。いけそうだったら猿轡をはずしますね。」

手足の延長の様に使えるとは言われたものの意識を集中して。

そもそも自白剤は大脳上皮を麻痺させる程度のものであるが危険性が高いものも含まれている。


『準備が整いました』

猿轡をはずす。男の目は焦点が合っていない。


「あなたの名前は?」

「に、ニコラッド」

「どこから来たの?」

「ティリストーク」

「依頼主は誰?」

「バーナルド」

「バーナルドさんの目的は?」

「知らない」


レオとジェナがびっくりしている間にすらすらと自白をさせる。

自白財の成分を成分を分解して、再度酩酊状態に。


「レオさん、とりあえずコレくらいわかればいいですか?」

「あ、あぁ、助かる。いまのは間違ってることは無いのか?」

「んー、強い意志と耐性があれば嘘はつけなくは無いですが、そこまでにはみえませんし。」

「そうか。そうだな。」頭を抱えるレオ


「とりあえず、ジェナは継続して警護。下に居るチェスターを廊下の警備に回してアヌップを焚き場に。ほかの面子も呼び出さないと回らないなぁ。申し訳ないがお嬢さんはしばらく部屋から出ないようにしてくれ。」

「はーい」


あたしはとりあえず働いたのでお客様モード。

新しい話はちょっと言葉足らずでも進める。そして話の筋は変えませんが、一話から追加加筆中です。

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