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はじまりは突然に ②
頬杖をつきながらカイルは目の前の"子供"を見る。肩まで伸びた銀色の髪の美しい少年は透き通るような蒼い瞳でこちらを無表情に見返す
「だめか?」
「正直嫌です。人と理由もなく戦うなんてめんど、、苦手なんで」
「聞こえてんぞ」
しまった、、つい、本音がと思わず口元に手をやる
「だが、今回ばかりは王自らお前を出せとの命令だ」
「は?」
「しょうがねぇだろ、他国でもお前の噂は出回っているし」
"あの"デタラメな噂か、、
「あんな噂、本気にする方がどうかしている。所詮は嘘の塊だ」
「まぁ、噂だろうがなんだろうが
どのみちお前を出す気だったから俺はかまわん」
「なっ⁈どうしてっ」
詰め寄った俺に対し体勢を一切変えず奴は言った
「お前が嫌がるから俺は見てて楽しい」
イタズラな顔は不敵な笑みを向けこちらを見上げた
・・こいつ・・っ




