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203号室 流川 翼
平子はフエダマユという作者が書いているWEB小説「転生探偵」を読むことが人生の生きがいだった。
平子は留守だった203号室に来ていた。実を言うと平子はあれから2日間連続で203号室に訪れていたが「流川翼」が家にいたためしがなかった。不在票は欠かさず入れていたが連絡すらなかった。埒が開かないので平子は宛先に書いてある電話番号に電話をかけた。電話はすぐに繋がった。
「もしもし」
男の声だった。
「大岩急便の平子ですが、お荷物が届いてまして。ご在宅の日時を教えていただけないでしょうか?」
流川は明後日の9時から11時と答えた。平子は急いで日付と部屋の番号と時間を簡潔に「043 203 911」とメモした。
平子はメモをポッケにつっこむと次の配達先の部屋である205号室に向かった。




