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宿屋
この物語はフィクションです、実在の人物や団体とは関係ありません
「」で囲まれた箇所は口に出した言葉、
『』で囲まれた箇所は心に思った言葉、になります
何の変哲もない部屋のベッドでカインは目を覚ます。
「ここはどこだろう?」
カインは周りを見回した。枕元に鍵が置いてある。そこは宿屋の部屋だった。カーテンを開けると外が明るい。
『宿屋って前払いな事が多いけど…代金は払ってあるのかな?』
記憶がないのでカインは代金の支払いが心配になる。
荷物を持ってカインは宿屋の受付へ向かった。
「おはようございます、チェックアウトですね」
「おはようございます」
とりあえずカインは宿屋の店主に挨拶を返す。
「あの…代金って払いましたっけ?」
「代金?」
「いえ、何でもないです」
カインは宿屋の鍵を店主へ返して宿屋を後にした。




