ナイトラン家
この物語はフィクションです、実在の人物や団体とは関係ありません
「」で囲まれた箇所は口に出した言葉、
『』で囲まれた箇所は心に思った言葉、になります
カインとアーレンはナイトラン家に到着する。ナイトラン家の領地はファイアンド軍の進路になかった。とりあえずの心配はない。
「ガルドは戦場へ向かったわ」
「国を守る事が国に仕える騎士の仕事だから…」
ディアナは涙を堪えながらカインとアーレンに伝えた。アベルも泣く事を堪えている。
「ファイアンド軍は今どこにいるんですか?」
ファイアンド軍の場所をアーレンはディアナに聞く。
「待って、戦場へ向かうつもり?」
「ダメよ!そんな危険な事を二人がしなきゃいけない理由はないわ」
取り乱しながらディアナがカインとアーレンを止める。
「危険というなら冒険者も死の危険が伴う仕事です」
「実際に私は何度も死にかけました」
「権力者の都合で罪のない人々が傷付く事を私は許容できません!」
アーレンの言葉を聞いてディアナは言葉を失う。言葉を失ってカインのほうを向いた。
「アーレンさんはここに残って…」
「カイン!私は一人でも向かう」
「気持ちは嬉しいが今更だ、覚悟してくれ」
アーレンの言葉にカインも言葉が続かない。堪え切れなくなったディアナが泣いている。アベルはディアナを抱きしめた。
『すみません、お義母さん…』「行くぞカイン」
「…はい!」
カインとアーレンは戦場へ向かう。カインは覚悟を決めた。




