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野営
この物語はフィクションです、実在の人物や団体とは関係ありません
「」で囲まれた箇所は口に出した言葉、
『』で囲まれた箇所は心に思った言葉、になります
カインとアーレンはサンダランド国へと戻る。戻る途中で宿屋に泊まれなければ野営をしなければならない。
「我に従う水の精霊…」
「我が魔力を糧として彼から水を奪え、ドライ」
カインは魔法で洗った服を乾燥させる。火を使って乾かすよりも時間が掛からない。乾燥魔法は食材の保存にも役立った。
「我に従う守と風の精霊…」
「我が魔力を糧として我らへ部屋を与えよ、ルーム」
寝る時はカインの魔法で簡易的な部屋を用意する。魔法の部屋は中の音が外に漏れない。そして部屋の中が外から見えなかった。
『魔法を便利に使い過ぎて野営をしている気がしないな』
アーレンはクスリと笑う。カインとアーレンは眠りに就いた。




