魔法剣
この物語はフィクションです、実在の人物や団体とは関係ありません
「」で囲まれた箇所は口に出した言葉、
『』で囲まれた箇所は心に思った言葉、になります
カインとアーレンは剣の鍛錬を欠かさない。
「我に従う雷の精霊…」
「我が魔力を糧として我へ雷の刃を与えよ、サンダ・ブレイド」
カインはナイフを魔法剣に変えて使う。
『ナイフは両手で持つ物じゃないから柄が短いよな…』
『柄が短いから魔法剣に変えても両手で持ち難い…』
『魔法剣を持っていないほうの手が空いて手持ち無沙汰だな』
カインは魔法剣を片手で扱っていた。しかし違和感を感じている。
「カイン、どうかしたのか?」
カインの様子を見てアーレンが声を掛けた。
「アーレンさん…」
「僕の魔法剣って元々ナイフなので片手持ちじゃないですか」
「魔法剣を持っていないほうの手が手持ち無沙汰で落ち着かないんですよね」
カインはアーレンに相談する。
「あぁ、なるほどな」
「それなら空いてるほうの手も何かする事があればいいんじゃないか?」
「盾を持ったり、もう一振り剣を持ったり、…」
アーレンがカインに案を出す。アーレンはカインと一緒に考えている。
「そうか、そうですよね…」
『そう言えば騎士は馬に乗るから手綱を持つ事になるのかな?』
『…まぁいいや』
「盾は自動盾の魔法があるから二振りの魔法剣を使うのがいいかもしれません」
カインは自分なりの答えを出す。カインの様子を見てアーレンは微笑んだ。そして自分のナイフをカインへ差し出す。
「試してみたらどうだ?」
「はい、ありがとうございます」
カインはアーレンからナイフを受け取った。しかし直ぐに試さず少し考える。
「カイン?」
「あっはい、失礼しました」
カインはアーレンに答えた。カインはニヤリと笑う。
「我に従う火の精霊…」
「我が魔力を糧として我へ火の刃を与えよ、ファイア・ブレイド」
カインの魔法でナイフの刃は火の刃に変わった。
『なるほど、雷でなきゃいけない理由はないよな』
アーレンは感心している。
「我に従う水の精霊…」
「我が魔力を糧として我へ水の刃を与えよ、ウォータ・ブレイド」
カインは魔法で雷の刃を水の刃へ変えた。
『ウォータ・ブレイドは他の魔法剣よりも重いんだな…でも普通の剣より軽い』
カインは魔法剣を試しながら違いを感じ取る。
「我に従う風の精霊…」
「我が魔力を糧として我へ風の刃を与えよ、ウィンド・ブレイド」
カインは魔法で火の刃を風の刃へ変えた。それぞれの魔法剣をカインは試している。
「アーレンさん、どこかで二本目のナイフを買いましょう!」
「あぁ、分かった」
アーレンはカインに答えた。その後、カインは二本目のナイフを購入する。カインの剣の型は魔法剣の二刀流になった。




