夕食の後
この物語はフィクションです、実在の人物や団体とは関係ありません
「」で囲まれた箇所は口に出した言葉、
『』で囲まれた箇所は心に思った言葉、になります
夕食でカインは初めて酒を飲み、酔って寝てしまっている。アーレンはカインとともにアルソード家に泊まる事になった。
「金を貯めたら冒険者を引退すると言っていたが…」
「今現在、二人に具体的な予定は何かあるのか?」
グランがアーレンに聞く。
「今、私とカインは六種類の魔法が使えます」
「でも知らなかった魔法が二種類あると聞きました」
「その魔導書を探しに行こうと思っています」
アーレンはグランに答えた。
「どこにあるのかは分かっているのか?」
「一つはサンダランド国の城下町にあるんじゃないかという事です」
「もう一つはウォータンド国にあるかもしれないと聞きました」
「そうか」『ウォータンド国、ここからなら船で行けるな…』
アーレンの話を聞いてグランは頷く。グランの領地は海に面していた。ウォータンド国へは港から船で向かう事が出来る。
寝ているカインをアーレンは抱き起こした。すぐさまブロンが手伝う。
「おやすみなさい父さん」
「おやすみアーレン」
アーレンはグランに挨拶するとカインを連れて寝室へ向かった。




