反省
この物語はフィクションです、実在の人物や団体とは関係ありません
「」で囲まれた箇所は口に出した言葉、
『』で囲まれた箇所は心に思った言葉、になります
アーレンはベットの上で横になっている。まだ意識は戻っていない。店主から「休めば目は覚ます」と聞いたがカインはアーレンが心配で仕方がなかった。
『何をやってたんだ僕は…』
『風の精霊にも注意されてたのに…』
カインは自分を責めている。
『魔力切れ…魔力が無くなっているって事だよな』
『僕の魔力をアーレンさんへ分けてあげられないのかな?』
カインの頭に一つのアイデアが思いつく。そしてカインはアイデアを実行に移した。
アーレンは目を覚ます。
「ここは…」
「アーレンさん!」
間髪を容れずにカインがアーレンに抱きついた。
「落ち着いてくれカイン、ここはどこなんだ?」
「道具屋です、売り場の奥に店主が案内してくれました」
アーレンの質問にカインが答える。
「私は…回復魔法を使った後、急に意識がなくなって…」
「魔力切れだそうです、作ったポーションが多すぎたみたいです」
「ごめんなさい、僕が気を付けなきゃいけなかったのに…」
カインはアーレンに謝った。
「カインは何も悪くない、カインに無理を強いられたわけじゃないんだから」
「私が自分の意思で無理をして迷惑をかけた」
「私のほうこそ…すまなかった」
アーレンはアーレンでカインに謝る。カインとアーレンは抱きしめ合った。
『カインのようにと思い過ぎていたな…』
『…自分の限界を知らなければ自分の限界は超えられない』
反省しながらもアーレンの心は折れていない。




