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永遠の風
この物語はフィクションです、実在の人物や団体とは関係ありません
「」で囲まれた箇所は口に出した言葉、
『』で囲まれた箇所は心に思った言葉、になります
カインとアーレンは風の精霊と三人で永遠の風を見に来ている。城前の広場に永遠の風はあった。永遠の風は渦を巻いて縦に伸び、優しい風が周りに広がる。
「永遠の風は浄化の風、この風が国全体に広がって魔物が少ないんだよ」
風の精霊は永遠の風について説明した。国それぞれには象徴がある。ファイアンド国には永遠の火、ウォータンド国には永遠の水、があった。
「国全体に広がって…永遠の水と同じだね」
「うん、そうだね」
カインが風の精霊に答えて風の精霊がカインに答える。カインとアーレンは既に永遠の火と永遠の水を見ていた。
「どうせならサンダランド国で永遠の雷も見てね、じゃあね」
言葉を聞いて振り向くと風の精霊はいない。そのまましばらくカインとアーレンは二人で永遠の風を眺めた。




